マンダラ 解析と創作その7

1月の記事で、eBayで購入した商品が届いた旨の話を少しだけしましたが、その1つがこれです。

マンダラの4箇所にある円筒形のディテールに【amt 1/43 REEFER】のトレーラーのホイールが使われていることは知っていたのですが、このホイールと同じものがこのキットにもあるとの情報を以前海外の掲示板で見ていたので購入してみました。

で、届いてすぐにパーツを確認したところ確かにありました! ありましたが… ん!? 何か違うぞ…
よく見るとこの凸ラインの長さが違う!

私が見た情報がガセだったのか、それともページのどこかに「これ違うよ」の文字が英語で表記されていたのか。いづれにしろこのキットではなかったようです。残念。

キット購入を考えられている方は正しくは「Amt 1/43 REEFER fruehauf 40 foot refrigerator van】ですのでお間違いなく。

 

但し、じゃあ改めて【REEFER】を購入! なんて発想は私には全くありません。ラインの長さがほんの僅かに長いだけですからね。

高価なキットなのにしっかり検証せずに購入してしまった自分への戒めの意味も込めて、このラインを1本ずつカットしていくことにしました。笑

カット後にサーフェイサーを吹いたところ寒さでスプレー缶が冷たくなっていたせいで、パーツの表面が粉っぽくなってしまいました。暑過ぎるのもダメですが寒いのもあまり模型作りには向かないようですね。

 

これに【タミヤ 1/35 ドイツ ハノマーク兵員輸送車】のホールを組み合わせます。このホイールは1つのキットに2つ付いているのですが私はちょうど4つ分が手元にありますので、少々面倒ではありますが複製はせずに1つ1つ創作することにしました。凸ラインのカットの要領も掴めましたので。

ただ、なぜILMスタッフがここまで手間を掛けて【ハノマーク】のホイールのこの部分だけを使おうと考えたのか理解に苦しみます。んー面倒くさい。

と思っていたのですが、組み合わせて最後にサーフェイサーを吹いてみたらこの見事な一体感!

まるでこんなパーツが最初からあったかのようですね。 ILMスタッフの創作力には脱帽します。

因みに画像をご覧いただくと分かるのですが、DeAGOファルコンのパーツは【ハノマーク】のホイールの放射状のラインと円周の凸ラインの位置を律儀に揃えていますが、実際のESBファルコンのそれは適当のようなので私もあまり考えずに創作しました。笑