AT-AT 胴体内部の創作 その8

胴体内部の創作を続けています。最後はこの後方部分となります。

ネットにあるAT-ATの画像ではこの部分を明確に写したものがないので、バンダイのキットの画像を載せます。

この部分はこれまで創作してきた他の部分よりも、創作に時間が掛かりました。その一つがこのピンクの円で示した箇所です。

これは『AT-AT パーツ解析リスト その4』の記事で書きました【ROCO 1/87 ゲパルト自走対空砲】のパーツです。中々手に入れるのが困難なキットを、ここには2つ使われています。

ですので当然複製するのですが、画像を見ていただくと分かりますがこのパーツは、イエローの部分が付け足された造形となっています。

これもネットにあるAT-ATの画像では解りづらいので、バンダイのキットの画像でも示します。

この付け足し作業を複製する前に行うか、複製の後に行うか悩みました。ですが複製したレジンパーツと付け足すプラ板との接着の相性があまり良くないのと、その作業を2回繰り返す手間を考え、先に行うことにしました。

結果この様な状態で複製することになりました。

ですが、やはり付け足し作業は複製後にすべきだったかも知れません。レジンを無駄に多く必要としましたし、何より硬化したレジンをカットして整形するのにかなり苦労しました。どうでもいい話ですが。笑

その苦労した結果がこれです。

我ながら中々上手く出来たと思っています。パーツの細密なモールドも綺麗に複製できました。ただシリコーンの型が早々に壊れてしまい、画像のように完璧に複製出来のは僅かにこの2つだけでしたが。

 

ここで余談ですが、複製したこのパーツは、使用した部分以外の残りの半分にもちゃんと流用先があります。

このブログを読んでいただいている方々はきっとお分かりですよね。ここです。

『帝国の逆襲』の撮影で使用されたミレニアムファルコン「ESBファルコン」のマンディブル側面にあるこのパーツです。このパーツも両サイドにあるため、以前から複製する必要があると考えていました。

さぁそして今回やっと複製ができたのですが、果たしてこのパーツがここに付いた「DeAGOファルコン」の画像を皆さんにお見せする日はいつになるのでしょうか。笑笑

 

そしてもうひとつ、創作に時間が掛かった箇所がこの謎のパーツです。

これについても私は『AT-AT パーツ解析リスト その4』で書いていますが、上部はその形状やサイズから【タミヤ 1/35 アメリカ M577 コマンドポスト(またはM113 装甲兵員輸送車)】のパーツに間違い無いのではと考えています。

それでこの下部に付くパーツが何なのか判明できなかったので、仕方なくここは自作することにしました。

不思議な画像ですが、これは【サターンV】の円筒の胴体パーツの径が、【Mr.カラー シンナー】の容器の径とほぼ同じだったので、プラ板を積層する際のR付けに使っている様子です。

そしてこれがサーフェイサーを吹く前の完成したパーツです。相変わらず私は創作に【タミヤパテ】を多用するため、見た目が汚いですねー。笑

そして完成したのがこの画像です。

やっぱりサーフェイサーを吹くと見栄えが変わりますねー。

因みにこのピンクの円で示したパーツも何なのか、随分時間を掛けて探したのですが見つからず、諦めて自作しました。

てことで、中々いい感じに出来上がったのではないでしょうか。何度も言ってしまいますが、んー格好いいー!

ではまた。