船体下面の創作とパーツ解析 その13

今日はランディングギア収納ボックス周辺のパーツ解析の最終回となります。残していた『船外機械』中央のハウジング部分の解析をします。

事前にお伝えしておきますが、今回はどうでもいい細かい話を沢山しますので、どうか呆れずお付き合いくださいませ。笑

①【タミヤ 1/35 イギリス戦車マークⅡマチルダ】

②【タミヤ 1/35 イギリス 25ポンド砲とクォード・ガントラクター】

③【エアフィックス 1/600 HMSアークロイヤル】

④【タミヤ 1/700  イギリス 戦艦キングジョージ五世】

⑤【エアフィックス 1/600 ビスマルク】

⑥【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付】

⑦【タミヤ 1/25 イギリス陸軍中戦車 チーフテン】

⑧【タミヤ 1/35 ドイツ8輪装甲 Sd.kfz232】

⑨【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】

⑩【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】

 

まず②のパーツですが、正確に書きますと前の記事で加工したハウジングの中央にある四角いパーツは【ガントラクター】の物で、ハウジングの上面にある2つは【25ポンド砲】のパーツです。それぞれ別の単体のキットがありますが、私はこの2つがセットになったキットがお買い得なのでこちらを購入しています。

次に④のパーツは、【ガントラクター】の上に付いているのは【キングジョージ五世】固有のパーツですが、ハウジングの上面にあるパーツは【キングジョージ五世】だけではなく、イギリス戦艦のどのキットにもあるポンポン砲です。(名称が可愛い)

 

ではこれから細かい話をします。

ハウジングの両サイドに付く⑧【Sd.kfz232】のパーツは原型が判別できない程に加工がされています。元のパーツはこれです。

【Sd.kfz232】のキットにはこの同じような形をしたパーツが4つあり、それらは2つのグループに分けられます。ピンクで囲った四角い爪が右にあるか左にあるかの2グループです。ESBファルコンに使われているパーツはこの爪が右にある方のパーツです。

それがこんな形にカットされて使われているのですから、探し出すのは大変です。

 

次は【ガントラクター】の下にある【タイレルP34】のパーツです。このパーツをここに付けたいが為に、前回「推力偏向板」の創作を先にした訳です。

細かい話その2です。その【タイレルP34】のキットには画像の様に同じ形のパーツが2つあるのですが、ピンクで囲った部分がカットされている右側のパーツが使われています。そして黄色いラインで切り落とし【4連装高射機関砲38型】のパーツの頭がここにはまります。

ここまでの創作はこんな感じです。【4連装高射機関砲38型】のパーツは、現在のESBファルコンでは左側が外れて失くなっていますが、多分シンメトリーで同じパーツが付いていると判断しました。

 

次はハウジングの上面のパーツを解析します。①【マチルダ】のパーツも元はこんな形をしています。

カットされ過ぎ。笑

その下に付くパーツは右側がポンポン砲のパーツなので、左側もシンメトリーで同じパーツが付くのだろうと考えるとこれが大間違いなのです。

これが左側に付く③【アークロイヤル】のパーツです。

ご丁寧に1つ1つパーツ番号が付けてありますが、私にはどれも同じに見えて仕方がありません。

このパーツの砲台部分を削り落としていると「ここまで手を掛けるくらいなら、なぜタミヤのポンポン砲をそのまま使わないんだ!」と言う疑問と、怒りに近い感情がフツフツと湧いてきました。笑

あれ、上段の右から2番目の砲身て、初めからこの長さだったのかな?

 

⑤【ビスマルク】のパーツも【アークロイヤル】と同様にどこが違うの!

と思っていたら裏面のディテールが微妙に違っていました。

ここで細かい話その3です。この【ビスマルク】の頭の突起がちょうど【25ポンド砲】のパーツの穴に刺さっていると思い込んでいたのですが、実はそうでもないみたいです。実際のESBファルコンは微妙にずれている様に見えませんか?

でもさすがにこれは細か過ぎて、どうでもいい話ですね。笑

 

そして⑥【カール】のパーツはこの様に加工されています。

で、全てのパーツを付け終えたのがこれです。

最後の細かい話はここです。微妙にカーブしてます。笑

 

ピンクのラインで囲った部分は判明出来ていないパーツやまだ手に入れていないパーツ等です。ですが取り敢えず、この辺りのパーツ解析と創作はこれで一応終わりとします。

中々の長文お疲れ様でした。(自分で言う。笑)

では、おやすみなさい。