AT-AT 後方ドライブモーターの創作 その2

前回の創作の続きです。

「後方ドライブモーター」の上部に付くパーツの加工を行なっています。この部分のディテールに関しては、明確に分かる画像が余りにも少ないので、正直これで正解なのか自信がありません。

まぁ逆を言えば、完成後は殆ど見えない部分になりますので、多少間違っていても良いかなと。そう割り切ってもいます。

例えば、イエローの矢印で示したパーツは【タミヤ 1/12 フェラーリ 312T】の物です。但しこのパーツが必ずしも正解だと言う訳ではありません。

ネットの画像で見られるディテールがこのパーツに似ているので、あまり深く考えず、これを加工して取り付けることにしたのです。上面にある四角いダボ穴も完成後は見えなくなるので取り敢えずそのままにしています。

 

それから前回の記事でも書きましたが、この「後方ドライブモーター」のパーツ解析は2年前にしていまして、その時にこの両サイドに付くパーツを【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】の機関砲本体としています。イエローで示した部分です。

ただよく見ると、機関砲の本体に並んで砲身がカットされて付いているように見えます。ピンクで示した部分です。なのでこの画像で見える通りにパーツを付けてみました。

こんな感じですけね。

2年たった今でもこのピンクのラインで囲んだ部分は解明できていないのですが、今回はこの砲身を取り付けた状態で一旦完成としました。

 

次に、その2年前の記事では触れていなかったのですが、ネットの画像を見ると【エアフィックス 1/24 シーハリアー FRS.1】のエンジンパーツの長さが約6mm程延長されています。イエローで示した部分です。多分AT-ATの臀部にこのパーツの後端を繋げようとした時に僅かに長さが足りなかったのでしょう。

それで延長させる為に何か適した物はないかなと、作業机の上を見回したところこれが目に入りました。「前方ドライブモーター」を創作する際にカットして残った【シーハリヤー】のエンジンパーツの一部です。

で、このイエローで示した部分を更にカットしてドライブモーターの後端に取り付けてみたら、これが見事にフィットしました!

もしかてこれが正解ではないのでしょうか。ILMのスタッフも同じ物を目にして、同じことをしたのではないでしょうか。私の単なる妄想かも知れませんが、そう考えてみるとすごく楽しいです。

 

そして更にここに付くのが【エアフィックス 1/144 アポロ サターンV】のこのイエローで示した部分になります。

画像のようにこのパーツは胴体下部を創作する際に2つ切り取られた物があるので、失敗を恐れずにカットすることができました。

それらのパーツを取り付けた画像がこれです。【エアフィックス 1/24 ユンカース Ju87B スツーカ】のパーツも同時に取り付けました。

 

そして最後はこの細長い四角錐台のディテールです。これは何かのパーツなのかも知れませんが、解明できていませんので自作しました。

こんな特徴のないパーツをここにわざわざり付ける必要があったのかと思ったのですが、これはジョー・ジョンストン様がスケッチを描いた段階で、明確にこのディテールの存在を示していますからね。ちゃんと付けないといけませんよね。笑

 

そして完成したのがこれです。「前方ドライブモーター」の時と同様に画像を上下逆さまにしてみました。

もう1枚は、最終的に胴体に取り付けたら殆ど見えなくなってしまう上からの画像です。

で、取り敢えず完成した前後のドライブモーターを胴体に仮置きしてみました。んーいい感じに出来上がりました。

実はこれらをどのように胴体に取り付けるかはまだ全く考えがないのですが、こんな長いボルトで固定する必要はないのかなと思ってはいます。

てことで、7月にスター・デストロイヤー艦橋の創作を始めるまでの残り1ヶ月間。次はどの部分の創作をしましょうかね。

ではまた。