AT-AT 胴体内部の創作 その4

完成した内壁を別の角度から撮ってみました。前回の記事の最後に書いたように、内壁の厚みは均等にあるように見えます。

そしてこれはもう私の性格ですね。内壁と胴体内側の底面のサイズをきっちりと合わせています。

実物の撮影用モデルはこんなにピッタリではありません。矢印で示しているように、実際はかなり隙間が空いています。

ですが私は敢えてこの部分をきっちりと創作してしまいました。私はこの隙間を、突貫工事的に製作されたAT-AT撮影用モデルの「ゆるい造形」と判断し、その通りに再現しなっかたのです。

 

ですがそうした後にふと思ったのです。

今後創作を進めていく上で、胴体下部のパーツは取外しが出来るようにしたい考えています。ですが内壁にパーツを取り付けて完成させてしまったら、それらが干渉してしまうのではないかと言う心配が出てきました。

そう考えると、内壁を先に完成させなくてはと思いました。

それに最近は、AT-AT胴体の基本的な造形ばかりを行なっていましたので、そろそろ楽しい「パーツ付け」がしたくなったのです。

それで、これも前回の記事の最後に書きましたが、左側後方にあるこの内壁の形状をまずは完成させたいと考えました。

この部分の形状は、ネットにある画像を探してもよく分かりません。ですので【バンダイ 1/144 AT-AT】のキットを参考にすることにしました。(なぜこのキットがこんなに傷だらけなのか、その理由を自分でも思い出せません。気にしないでください。笑)

但しバンダイのキットの形状を正確に再現すると、既述した胴体下部が取り付けられないと判断しましたので、そこは都合よく自分なりに解釈して形状を変更しました。

そして完成したのがこれです。

パーツそれぞれの説明はもうしません。以前に書いた記事『AT-AT パーツ解析リスト その6』を是非ご参照ください。

早々にサーフェイサーを吹いたらトンデモなく格好良く仕上がりました。笑

 

これに味を占めて、他の部分も一気に完成させました。

右側後方。そして次が左側前方。んー格好良い!

そして次は右側前方ですが、ここで1つパーツの変更をしました。

オレンジで示した⑧のパーツなのですが、私はこれを【タミヤ 1/35 ソビエト 重戦車KV-Ⅱ ギガント】の物と解析していました。

ですが、いざパーツを取り付けようとしたところ、このパーツの大きさや形状が実物のモデルの物とは随分違っていることに気付いたのです。

【KV-Ⅱ ギガント】のパーツの直径は15.5mm以上あるのですが、ネットの画像やバンダイのキットから採寸すると13.5mm程度しかないことが判明しました。直径で2mmの差は非常に大きいです。確実にこれは別物です。

それにネットの画像で見られるこのパーツは、バンダイのキットのディテールより厚みがあり、円周にはRが付いています。丁度フリスビー(フライングディスク)の形状によく似ています。

それで、この形状と大きさに合ったパーツを探して、見つけ出したのがこれです。【タミヤ 1/35 アメリカ軽戦車M14ウォーカーブルドッグ】のパーツです。

このパーツにはバンダイのキットには無いボルトのディテールが有ります。正直このパーツが正解とは断言できないのですが、形状も大きさもピッタリ合致するのです。

そう考えて上のネットの画像を見ると、なんだかボルトのディテールが有るような無いような。笑

正解のパーツをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡くださいませ。で、これで内壁のディテールが全て完成しました。

 

そしたら大変! 恐れていた通り、内壁のパーツが邪魔して胴体下部が取り付けられません! どうしよう。

てことで今回はここ迄です。笑 ではまた。