AT-AT 胴体装甲パネルの創作 その2


今月の初めに久しぶりに上京しました。コロナ禍の影響もあって、実に5年ぶりの東京です。今回は仕事ではなく、カミさんと二人でがっつり都市観光を楽しんできました。

画像はスカイツリーの展望デッキから都心を望んだものです。方向としては正面に富士山があるのですがこの日は見えませんでした。季節的にもう見えないようです。

この後浅草から東京駅に戻る前に1時間程空きが出来たので、足早に末広町のレオナルドを回ることが出来たのですが収穫は0でした。もはや自分が求めるキットがレアな物ばかりになっていて、それらを容易く店頭で見つけることは叶わなくなりました。

 

ここから話はガラッと変わりますが、前回の記事で書いたタミヤセメントの検証結果が出ました。

右からタミヤセメントの白キャップ、タミヤセメントの流し込みタイプを塗った0.3mm厚のプラ板です。どちらも変形が見られます。右から2番目の流し込みタイプの方がより反っているようで、このタイプは広い面への塗布には向いていないのでしょうね。

それよりも右から3番目の、2つのタイプを重ね塗りしたプラ板の反り返り具合には驚かされました。こりゃ凄い。笑

因みに左の瞬間接着剤を塗ったプラ板は、予想通り速乾タイプ、ゼリータイプ共に全く影響が出ませんでした。ですので今後の創作では要所々々に瞬間接着剤の使用も増やしていこうと思いました。

 

では、ここからが今回の本題です。

2月の記事に書きました、AT-AT胴体前方の装甲パネルの創作の続きで、今回は胴体後方部分です。

前回の失敗を鑑みて創作を進めましたので、今回はかなりスムーズに創作が出来ました。とは言っても簡単に出来上がったりはせず、それなりに時間は掛かっていますが。

両サイドの装甲パネルの下にあるこの部分にもパーツがやっと付きました。

 

そして、胴体後方で一番の見せ場と言えるのがこのゴチャメカ部分です。この部分の流用パーツに関しましては2年前に記事にしました。

その記事の内容をもう一度ここで書きますと、判明できているパーツでここまで創作は出来ていますが、

このライトブルーで示した部分のパーツが不明のままでしたので、そこで創作が止まっていました。

ですが遂に判明し、そしてそのパーツを手に入れることが出来ました。これです。

但し。このパーツは海外の友人から、キット名をブログで公表しないことを条件に教えていただいた物なのです。なので大変申し訳ありませんが、どうしてもこれ以上このパーツについて書くことができません。お見せできるのはこの画像だけです。

この画像でキットが判明出来た方がいらしたとしても、どうかコメント欄にはご記入されないでください。よろしくお願いいたします。

私の中ではもはや想像上のパーツのようにも思えていたのですが、こうしてちゃんと存在していました。パーツが判明し購入出来たことで、遂にこの部分の創作に取り掛かることが出来ました。

こんな大胆な加工をオリジナルのパーツでする自信もなかったので、当然ながら複製をし、それをカットしました。そして完成させたのがこちらです。

そしていつものようにサーフェイサーを吹いたのがこれです

うう感動!

相変わらず胴体表面にあるハッチ類やチップ状の小さなディテール付けは後回しにしています。

で、一旦この状態で胴体後方部分は完成とします。

“AT-AT 胴体装甲パネルの創作 その2” への8件の返信

  1. お世話さまです。

    プラ板の実験は想像を絶する驚きの結果でしたよ!?
    こんなに変形したプラ板を見たことはありません。まるで焼かれているイカのようですね。

    不明パーツは見付かって良かったですね。
    とても納まりが良いというか、纏まりが良いというか、得も言われぬ心地良さがありますよ。
    いつもながら、お見事です。

    スカイツリーからの展望は爽快でしょうね。
    私は行ったことがありませんが、自宅最寄駅から直通運転(乗換なし)で1時間くらいなので、期をみて行ってみようと思います。しかも調べたら乗車券(キップの場合)は片道550円と実にリーズナブルで驚きました。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      今回のプラ板の実験で気付いたことがあります。
      それはプラ板の反り返る方向がどれも決まって同じだったことです。つまりプラ板には縦と横がちゃんとあるんですね。

      キット名を公表しないって行為は、私がブログを始めた時に決めた「知っている情報は全て公表する」と言う考えに反しています。
      ですので今回の公表しない判断には罪悪感が少なからずあります。私のブログを読んでくださっている方々に対して申し訳ない気持ちがあります。
      でも、それよりも約束を守ることの方が数倍大事なことだと私は思いました。どうかご理解くださいませ。
      それにそうまでしても、どうしてもキット名を教えて欲しかったから。笑

      今回上京した際に、都合が合わず会えなかった大学時代の先輩がいます。
      その人はスカイツリーのすぐ近くに住んでいて、普段の生活の中に当たり前のようにスカイツリーがあるそうです。
      それって素敵なことなのでしょうか。それともつまらないことなのでしょうか。ね。

  2. お久しぶりでございます。
    さんざん悩まされたウサ耳部分、見事に収まりましたね!
    見ている僕もスッキリしました。

    今僕はファルコンのマンディブル穴メカを再調査しておりまして、
    心のモヤモヤを消すため頑張っております。
    その甲斐あって、数か所新しい発見がありました。
    検証が終わったらブログアップしますね。

    1. こんにちは アントマンさん。お久しぶりです。

      収まりました!
      もう少し大げさな記事にするつもりでずっと考えていたのですが、結果はあっさりとした内容になってしまいました。笑

      私のファルコンはマンディブル全体を自作するべく図面を引いている途中で止まっています。
      マンディブルを含むファルコン全体の自重を支えられるディスプレイをどうすべきか、その問題を解決出来ずに今に至っています。
      穴メカのパーツも解明できずにいましたので、アントマンさんの調査結果を楽しみにしています!

      とは言っても、脱出ポッドも創作途中ですし、新たに今はスターデストロイヤー艦橋のパーツ集めに励んでいたり。
      やりたいことが次々にあって、ファルコンの創作に戻れずにいます。笑

  3. koshi50さん、お久しぶりです。
    USで開催された展示会の準備のため、24時間戦えますか(戦えません)状態だったので模型とはここ数か月ほぼほぼご無沙汰しておりました。プリントしたものを眺めるくらい。
    装甲上パネル完成ですね。おめでとうございます。GW中は少しでも作業を前に進めたいです。まずはアーマチュア回りVer2を組み上げようと思っています。それと5/3,4,5とTOHO日比谷でEP6のデジタル上映があり、5/4のスターウォーズの日に鑑賞する予定です。

    1. こんにちは 健太のパパさん。

      数ヶ月とは、お疲れ様でした。私だったら1ヶ月位できっと禁断症状が出ています。
      GW明けに創作の成果を見せていただけれ嬉しいです。

      『ジェダイの帰還』公開40周年記念のリバイバル上映。日比谷だけとは実に残念です。
      とは言っても、そう思っている人は限りなく少なくて、
      私の住む福岡で上映してもきっと誰も観に来ないのでしょうね。笑
      どうか鑑賞を楽しまれてください。

  4. 日比谷の3日間のチケットは数分で売り切れたそうです。福岡のような都市であれば絶対需要はあるはずです。
    公開当時はフィルムで見ているのでデジタル上映は楽しみです。おそらく無理な話ですが、エンディングのアナキンがヘイデンでなくセバスチャンであるとよいのですが。

    1. こんにちは 健太のパパさん。

      アナキンはきっとヘイデンでしょうね。
      私は個人的にCGIのサイ・スヌートルズが嫌いなのでマペットに戻して欲しいとずっと思っていますが、
      これも無理な話なのでしょうね。

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