AT-AT 重レーザー砲の創作 その1


最近の私はAT-ATの重レーザー砲本体の創作に取り組んでいます。創作に没頭し過ぎてブログの更新を二の次にしていましたが、それではいかんと気付きましたので、今日はその進捗状況をご報告いたします。

このピンクで記した部分ですね。ブローバック式で上下別パーツになっていますが、まずは上部パーツから創作に入りました。

【バンダイ 1/144 AT-AT】のキットパーツやネットの画像からサイズを割り出し、図面を引いてみました。これはその図面をプリントアウトした物です。

自分だけが理解できればいいので、見た目には難解な図面になっています。笑

作図の結果、この上部パーツを成す半円柱の直径を15.15mmと算出しました。(これはあくまで私の計算です。これが正解だとは言えません)

それでキットバッシング出来るパーツがないかと、手持ちのキットを探してみたところ丁度いいサイズの物が見つかりました。

【エアフィックス 1/24 シーハリアー FRS.1】に付いている「Mk.82 500ポンド 汎用爆弾」です。この爆弾の直径が上記のサイズとほぼ合致しました。更にこの後尾部分のパーツの勾配の割合は、重レーザー砲上部の先端部分とも合致しました。

このパーツが実際のAT-ATの撮影用モデルに流用されたとは断言はしませんが、これを使うことで創作がより容易になると私は考えました。

 

手持ちの【シーハリアー FRS.1】のキットにはこの汎用爆弾が2つあります。これで丁度左右2つ分の重レーザー砲が創作できます。

しかし創作に失敗しなければいいのですが、そう上手くはいかないと考えました。なのでせめて1つは納得のいく物を完成させられれば、それを複製すればいいと考えました。

それでまずは、失敗することを前提にして試作品を創作してみました。こんなベースを自作して、サイズを確認しながら創作を進めることにしました。

創作途中でパーツが割れてしまいました。それも2箇所も。古いキットだからなのか、それとも海外のキットだからなのか。原因はよく知りませんがもうパキンパキンです。笑

で、悪戦苦闘しながらこんな感じに試作品が完成しました。
が、結果的に約2mm長い物になってしまいました。ちゃんとサイズを確認していたはずなのに。笑

 

と言うことでその失敗を教訓にして、いざ本番の創作です。

試作品を創作する際は、各パーツの接合面の傾斜は目見当でカティングしたのですが、これ非常に効率が悪く反って時間が掛かってしまいました。

なので本番では展開図を作成し、この型紙をパーツに貼って、このガイドに沿ってカティングすることにしました。

この方法がうまくいって、簡単に正確なパーツのカティングが出来ました。自分で言うのもなんですが、作業がマメですなー。笑

で、これが完成した重レーザー砲の上部パーツです。

いや正確にはまだ完成ではありませんね。これから創作する下部パーツと上手く合致するかはまだ分かりませんし、その際に形状の修正が必要になると考えられます。なのでこれ以上の細部の作り込みは保留にしました。

では。次は重レーザー砲の下部パーツの創作です。

“AT-AT 重レーザー砲の創作 その1” への4件の返信

  1. お世話さまです。

    バッチリ計算どおりですね。自分はいつも現物合わせです。
    TIEボマーの機体後部のサターンⅤの部品も恐る恐るヤスリで削っていきました。いや~、効率悪いです。

    ハリアーGR3(AV-8A)のプラをニッパーで切った際は割れるような気配はなかったのですが、シーハリアーは材質が変わったのかな?
    事前に割れ易いという情報を知ることができて良かったです。TIEボマー用に部品を加工する際は注意しておきます。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      私はネットの画像からサイズを割り出し作図するのが好きで、多くの方が億劫に感じる作業を幸いにも楽しむ事ができます。笑
      創作している途中や完成後に図面の間違いに気づくことも多々あります。その時はさすがに凹みますが。笑

      パーツが割れるのにはどのような理由があるのでしょうか。ネットで調べれば分かるのかもしれませんがやめておきます。
      理由が分かったとしてもプラスチックの材質を変えられない限り、「慎重に割れないように」作業するしか方法はありませんから。

      ところで、7月25日にコメントいただきました「AT-AT パーツ解析リスト その8」の不明パーツについて有力な情報をもらいました。
      憶測で話すのは良くないので、今はそのキットを実際に手に入れて実物を検証しようと考えています。

  2. お世話さまです。

    プラの材質について金属に例えてみました。
    バンダイ:ピュア・チタン 粘りが無く硬く割れやすい
    タミヤ :鉄       適度に粘りが有り加工しやすい
    ドラゴン:銅       過度に柔らかく変形しやすい

    エアフィックスの場合は硬過ぎということではなく、プラの可塑剤が抜けて変質したのかもしれませんね。

    不明パーツの目途が付いたとのこと、ガセネタでないと良いですね。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      面白い情報をありがとうございます。笑
      これを見てもやはりタミヤの優位性を感じますね。

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