AT-AT 頭部の解析と創作


今日2回の投稿です。

以前書きました通り、AT-ATの頭部(生き物ではないので正確には「コクピット」と呼ぶべきなのでしょうけど)の創作をコソコソと進めている所です。

何度も図面の修正を繰り返し、やっと「これで行こう!」と決めた後で、ついつい自ら不安要素を発見してしまいました。

一番左が私が作図したAT-AT頭部の上面です。そして中央とその右の2つがネットで見つけた頭部の図面と画像です。この2つには大きさを示す数字があるので、それを元にサイズを揃えてみたのですが…   各々が全く違う大きさと形状をしています。笑

そして一番気になる点は、明らかに私が引いた頭部上面は他の2つより大きいのです。上面の長さだけを比べても約8%程私のがデカい!

立体物の一辺が8%大きくなるとその体積は… と言う計算は小学生の時に習いましたね。つまり完成時にはかなりデカいAT-ATになると言う事ですから、ここは慎重に検証をし直しました。

それよりも問題なのは、後で流用パーツを付ける際にベースのサイズが違うと位置合わせが狂ってきます。

で、1週間程検証を重ねて出した結論は「取り敢えず立体にしてみよう!」でした。笑

これでも結構自分が引いた図面には自身があるんです。で、それでも間違っていたならまた作り直せば良いだけです。(じゃあ1週間も悩むな)笑

 

この後、側面後方の『頬』の膨らみ部分の創作に取り掛かろうと思ったのですが、それには先に『目』に当たる側面の皿型ドーム部分を仕上げなくてはいけないと気づきました。

ところがこのドーム部分。当初【プラストラクト】の皿型ドームをただ貼り付けてあるだけだと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。ここにも多大なるILMスタッフのこだわりありました。その説明はまた次回にしたいと思います。

んー先は長い。

それにしてこの頭部。先に創作した臀部と同様にかなりのボリュームがあります。実物大ならではのこの存在感! 良いなー!

フィル・ティペットと一緒に写っている画像を見ると、こんなに大きくは感じないのですがね。

彼の手が大きいのか? それともやはり私が大きく作り過ぎたのか? 笑

 

ところで、我らが【デアゴスティーニ】から国内未販売シリーズとして「Xウイング」発売のお知らせが来ました。

全長なんと744mm!

さっきまで「デカいの良いなー!」なんて書いていた私ですが、この広告を見て思わず出た言葉が「んー デカいな!」でした。笑

では。つづく。

“AT-AT 頭部の解析と創作” への2件の返信

  1. お世話さまです。

    外人さんが持つと何故か小さく見えることが多いですね。
    最近話題の自動小銃M16も海兵隊のお兄さんが持つと小さく見えるのに、実物大で大きさを確認すると「デカッ!!」で驚きますよね。
    創作物の大きさはいい線いってるかもしれませんね。

    禁断の技として、バンダイのキットを採寸して確認するのも良いかもしれませんね。
    ただ、バンダイのキットはスケールが表示どおりでないとの説があるので、大きさが判っている部品を参考に比率で求めた方が良いでしょうね。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。返信が遅くなってしまいごめんなさい。

      その禁断の手を使っています!
      バンダイのAT-ATは他のキット同様流用パーツの再現度がとんでもなく高いので、キットのパーツをスキャンしてそれを拡大した物を作図のベースとしています。
      その方法で創作した臀部は実際の流用パーツのサイズがぴったりだったので多分拡大率は間違っていないはずなのですが。
      撮影モデルは一つ一つ手作りされていたので、きっとバンダイが採寸の元にした個体は他のより頭部が長かったのでしょう。笑

      記事では自信を持って立体化したと書いてますが、実は作図の間違いを見つけたので再度作り直すつもりでいます。笑

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