上面左舷後方の穴メカ 解析と創作その7


さて、この穴メカも当初の予定ではこんなに時間と手間が掛かるとは思っていなかったのですが、創作を続けている内にどんどん拘りが出てきまして。このままでは永遠に終わらないのではないかと思えてきました。笑

そろそろケリを付けなくてはいけませんね。この穴メカは後はパイプを取り付ければ一応の完成とするつもりです。

前の記事でこの穴の奥にパーツが在ることはお伝えしていますが、残念ながら左側の大きなパーツが何なのか解明出来ませんでしたので、仕方なく自作することにしました。

作ってみて感じたのは、実際のパーツもこうやって何処のキットの一部を切り出しているのではないかと言う事です。

 

それよりも私が気になったのは、このパーツの右上の角にある接着跡です。右側のパイプにも同じ跡がありますね。

これはESBファルコンが作られた当初はあって、その後に紛失した2本のパイプがそれぞれ付いていた跡です。

パイプの太さは1.5mmと判断し、早速取り付けてみました。

左奥に在るこのパーツは【タミヤ 1/700 イギリス 巡洋戦艦 フッド】のようです。パーツが写っているこの画像1枚だけで判断してますけどね。笑

で、パイプの取り付けが終わりました。

この画像では穴の周辺の補強装甲プレートにかなり手を入れている事が分かってもらえますね。

赤いパイプが2mm径の銅線、黄色いパイプが1.5mm径の真鍮線です。光沢があるせいかそれぞれのパイプが太く野暮ったく見えるので、完成と言う意味ではないのですがここで早々にサーフェイサーを一度吹いてみます。

んー目の錯覚ではなくやはり太いですね。真鍮線のパイプが違っているようですので一段階細い物に替えてみます。

市販の金属線を探した結果1.2mm径の銅線を手に入れる事が出来ましたので、穴の中の1.5mm径の真鍮線はこれに付け替えました。紛失したパイプもこの太さで復元しました。

穴の底面を2段にした事で、前は決まらなかった穴の左下にある2本のパイプがこれでちゃんと平行に並びました。

 

今回は穴メカの創作と同時にこの穴の周辺の修正もしていました。穴の上下に付いているパーツの解析をしておきます。

①【タミヤ 1/35 アメリカ M551 シェリダン空挺戦車】

②【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】または【タミヤ 1/20 J.P.S.MkⅢ ロータス78】

③【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付

④【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】の固有パーツ

【カール】以外のパーツはどれも加工がされています。特に【シェリダン】のパーツはなぜわざわざそこを削り落とす必要があったのか、その意図がよく分かりません。笑

加工されたパーツとされていないパーツを並べてみました。因みにこの穴の上下のパーツから穴メカに伸びているパイプはどちらも1.5mm径の真鍮線を使用しました。

穴上のパーツから更に中央砲塔に繋がるパーツの解析と創作はまた後日にします。

 

資料のネット画像を見れば見る程DeAGOファルコンの補強装甲プレートの位置や形が大きく違っていてとても悩ましいです。

まだまだ手を加えたい箇所は沢山あるのですが、どこかで折り合いを付けないと終わらないので今回の創作は一応ここまでにしておきます。(あっさり)笑

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