上面右舷後方の穴メカ 解析と創作その3


残りのパーツの解析をします。

①【タミヤ 1/12 タイレル フォードF-1】または【タミヤ 1/12 J.P.S.MkⅢ ロータス78】または【タミヤ 1/12 タイレルP34 シックスホイーラー

②【タミヤ 1/12 75年フェラーリ312T】

③【タミヤ 1/35 ドイツ Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン】または【タミヤ 1/35 ドイツ 4輪装甲偵察車 Sd.kfz222

④【タミヤ 1/35 ドイツ Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン

⑤【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 阿賀野

⑥【タミヤ 1/35 陸上自衛隊61式戦車

 

①のパーツは F1カーのDFVエンジンのパーツです。’60〜’80年代のF1カーはどのチームもフォードのエンジンを搭載していましたので、タミヤのキットにもこのパーツが共通で付いています。

左のパーツは上に挙げた3つのキットに共通にあり、ESBファルコンに流用されているのもこのパーツなのですが、真ん中の【シックスホイーラー】と右の【ロータス】には、左のパーツとは別にこのような少し違うパーツが一緒についていて、実際に使うのはこちらのパーツのようです。

つまり左のパーツは共通パーツとして付いてはいるのですが、【タイレル フォード】以外のキットでは使われずに余ってしまう悲しいパーツなのです。笑

 

②【312T】には似た形のパーツが3つあります。インジェクションポンプです。

その内の2つ。真ん中と右のパーツが使われています。

ここにもまたILMスタッフの拘りなのか単なる遊びなのか真相は分かりませんが、パイプに繋がる腕の何本かを切り落とす加工がされています。

 

④のパーツは実は海外のモデラーさんからの受け売り情報です。申し訳ありませんがこのパーツが確認できる画像はまだ見つけられていません。汗

 

⑤のパーツは【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 矢矧】にも同じようなパーツがあります。

上のパーツ解析画像の右にある【312T】の上に付いているパーツは【阿賀野】【矢矧】どちらの物か判断が付かないのですが、左にある【信濃】と並んで付いているパーツは両キット微妙に形が違います。

左が【阿賀野】、右が【 矢矧】のパーツです。

この「スターウォーズ・クロニクル」の写真からなんとか判断すると【阿賀野】のパーツに見えますよね。

ですので【312T】の上に付いているパーツも【阿賀野】と私は判断しました。

それにしてもこの青いコード邪魔ですよねー。笑

 

最後に2つ。この穴メカの流用パーツで解明できていない物があります。1つはその【阿賀野】の下にあると思われる棒状のパーツです。

DeAGOファルコンにもしっかりモールドがあるのですが、あまりにも形に特徴が無さ過ぎて何のパーツなのか判断の仕様がありません。

もう1つは【エアフィックス シャーマン】から伸びる2本のレールのようなパーツです。

【プラストラクト C型鋼】に似た形の物があるのですが、「スターウォーズ・クロニクル」を見ると濃いグレーの成型色をしているので、きっと何かのパーツなのでしょう。すぐに見つけられると思っていたのですが以外にも手こずっています。

ご存知の方がいらっしゃいましたらどうかコメントをお願いいたします。

続く。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アップロードできる画像は、JPEG・JPG・GIF・PNG形式です。