AT-AT 胴体内部の創作 その2

今更改めて説明する必要もないと思われますが、私がここ最近の記事でよく文字にしている「胴体の装甲パネルの厚み」とはここ(イエロー部分)のことを指しています。

これは書籍『スター・ウォーズ・クロニクル』に掲載されている画像です。厚みがよく確認できます。

私もこの厚み(イエロー部分)を意識した創作を既にしてはいますが、この装甲パネルの内壁(ブルー部分)は、見ての通りまだ手付かずの状態です。

私が「厚みを付ける作業」と書いているのはこの内壁を作ることを指しているのですが、この作業に取り掛かるには事前に幾つかの検証と創作が必要でした。

その一つが底面の取り付けだったのですが、更にここに付く流用パーツについても、その取り付け位置を明確にしておく必要があると判断しました。今回はこの胴体の内側にあるゴチャメカのスペース(ピンク部分)を、まず先に確定させます。

 

【バンダイ 1/144 AT-AT】のキットを見るとよく判るのですが、ここに大きなパーツ(グリーン部分)があります。【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】の車体です。

このパーツの大きさをはっきりさせるために、キットの車体の両サイドをカットしました。と、一言で済ませましたが実際は失敗しないように時間を掛けて慎重にカットしました。

そして次に大きなパーツ(オレンジ部分)。これは【タミヤ 1/35 イギリス戦車 チーフテンMk.5】です。これもカットします。

この2つのパーツはカットラインが共有しているので、この作業も時間を掛け慎重に行いました。正直これらのパーツのカット作業だけで半日掛かってしまいました。笑

尚、このパーツに関する記事は『AT-AT パーツ解析リスト その5』をご参照ください。

これで胴体内側のゴチャメカスペースにある主要パーツの大きさと形状がはっきりしましたので、後はその他の小さなパーツ達の形状を採寸して、このスペースの形状を決定しました。

若干地味な作業ではありましたが、これをちゃんと行なっておくことで、この先の創作に間違いが出ないようしました。

 

そしてこの作業をしたことで判ったことがあります。この胴体下部のパーツを胴体内側にはめてみたところ、「胴体の装甲パネルの厚み」は次のようになっていると考えられます。

AT-ATの胴体の断面を簡単なイラストにしてみました。

普通「装甲パネルの厚み」と言えば、左図のように厚みが均等にあるように考えます。ですが実際は(正確には、私が創作しているAT-ATでは)装甲パネルの厚みは右図ようになると考えられます。

これが正解なのかは正直自信はないのですが、この右図のように装甲パネルの内壁を創作することに私はしました。でないと胴体内側のゴチャメカスペース(ピンク部分)が確保できませんから、そう創作するしか今のところ選択肢がありません。

 

てことで今回はここ迄です。自分で言うのも何ですが、最近はコンスタントに投稿が出来てるなー。

ではまた。