今回は左右に突き出た艦橋の左舷側面のパーツ解析をします。
ご覧の通り、それ程広くないこの面にはとんでもない数のパーツが取り付けられています。数えてみると15のキットと、それらの36ものパーツがここにはあるようです。これらを全て解析するとなると、今回の記事はとんでもなく長文になりそうな予感がします。笑
パーツが何層にも重なり合っていますので、まずはベースを成している大きなパーツから解析をしていきます。
1.【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】
2.【タミヤ 1/35 ドイツⅣ対空戦車 メーベルワーゲン】
3.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】
4.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 グナイゼナウ】
5.【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル】
6.【タミヤ 1/35 アメリカ軽戦車 M5A1ヘッジホッグ】
7.【イタレリ 1/35 ドイツ シュタイヤー トラクター】
2の【ヌーベルワーゲン】のパーツはこのピンクのラインでカットされています。その上に5の【チャーチルクロコダイル】のパーツが付いていますが、その際このパーツは厚みを約半分にカットされて取り付けられています。(芸が細かい!)笑
続けてその上に付くパーツの解析をします。
1.【タミヤ 1/35 アメリカ軽戦車 M5A1ヘッジホッグ】
2.【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】
3.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】
4.【タミヤ 1/700 アメリカ航空母艦 エンタープライズ・ホーネット】
5.【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル】
6.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト】
イエローのラインで示した箇所にあるパーツは残念ながら解明できていません。ネットを探してもそれと分かる鮮明な画像が見つからないからです。
?マークは【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト】のパーツです。ですがこのパーツは自信がありません。ネットで見ることができる実際のパーツには、この様な格子状のディテールはなくフラットな面をしているからです。
7.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】
8.【タミヤ 1/700 日本航空母艦 大鳳・隼鷹】
9.【タミヤ 1/700 イギリス戦艦 ロドネイ・ネルソン】
10.【イタレリ 1/35 ドイツ シュタイヤー トラクター】
11.【タミヤ 1/700 イギリス戦艦 プリンス オブ ウェールズ・ キングジョージ五世】
12.【ハセガワ 1/72 ドイツ600ミリ自走臼砲 カール】
もう1つイエローのラインで示した箇所にも何かありそうなのですが、このパーツも残念ながら解明できていません。
ピンクのラインで示した【デマーク D7】のパーツは、この画像では見づらいと思いますので拡大した別画像を掲載します。
とは言ってもこの画像でもよく分からないですね。これは【デマーク D7】のワイパーです。こんな見栄えのしない極小のパーツをわざわざここに付ける意味ってありますかね?
最後にグリーンのラインで示した箇所は、完成時のモデルと後年エキシビジョン等に展示されていたモデルとでは取り付けられているパーツが大きく違って見えます。
左が完成時のモデルです。当初はいつものように欠落したパーツの代わりに違うパーツが取り付けられているのかと思っていましたが、右の画像をよく見ると新たな未知のパーツを付加しているだけのようです。
では何故そのようなことがされているのかは正直よく分かりません。謎です。もちろん私は左の画像の、完成時のモデルを再現しています。
流用パーツの他に更に0.3mm厚のプラ板や、【プラストラクト】の角棒・丸棒をカットした物でディテールを追加して完成させました。
ライトの角度を変えて立体感を強めてみました。サーフェイサーを吹けばきっともっと格好良くなるのでしょうね。
この小さな面を完成させるだけでもすごい達成感がありました。お疲れ様でした。(自分で言っちゃう)笑