マンディブルの穴メカ 解析その8

ご無沙汰しております!  今日はF穴のパーツ解析をします。初めに宣言しておきますが、ほぼ全く解析出来ていません。笑

今回のF穴と後日記事にするH穴は、何しろ解析の肝となる資料画像が絶対的に少なく、DeAGOファルコンのディテールも実際のパーツを見つけ出す手掛かりになるレベルではないので、現時点ではほぼお手上げの状態と言うしかありません。

それでもいくつかのパーツの解析をさせていただきますので、少ないながらも皆さんの創作の参考になればと思います。

 

まず次の画像の色を付けた箇所ですが、A穴と今回のF穴、そして次回記事にしますG穴にも同じディテールがあります。これらは全て複製された同じパーツであることがアントマンさんのブログで紹介されています。

このパーツに関しては大日本絵画から発刊されています【スター・ウォーズ モデリング アーカイヴ】にも詳しく記載されています。

そこに書かれている事をざっと省略して書きますと、ILMスタッフは製作するプロップモデル達のディテール付けを効率よく行う為に、複数のパーツを集め組み合わせて1つのディテールの集合体を作りました。そしてそれを複製してあらゆる箇所に使用したそうです。

Y-Wingに使われているこの箇所のディテールもその複製されて物の1つです。

この画像のこの色付けした箇所はそれぞれのパーツを貼り付けて作られた物ではなく、複製された大きな1つの塊です。そのパーツの内訳は

①【タミヤ 1/35 ドイツ8輪装甲 Sd.kfz232】

②【エアフィックス 1/24 P-51D ムスタング】

③【バンダイ 1/48 キューベルワーゲン(またはシュビムワーゲン)】

他にも【エアフィックス 1/144 アポロサターン V】等のパーツも見えますがここでは割愛します。

③のパーツはアントマンさんから教えていただいた物で、私はまだ持っていないキットです。

マンディブルの穴にはこのイエローのラインで囲った部分が使われています。私も早くこのバンダイのキットを手に入れてこの複製物を作りたいと考えています。(但しこのキットがなかなか手に入らない)汗

 

とまぁここまでが壮大な前書きで、F穴のパーツの解析はここからになります。笑

①【ハセガワ 1/450 空母 赤城】

②【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】

③【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦プリンス オブ ウェールズ】または【タミヤ 1/700  イギリス 戦艦キングジョージ五世

④【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 阿賀野 あがの

⑤【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】

⑥【エアフィックス 1/76 (1/72)センチュリオン タンク】

このF穴ではっきりと解明出来たパーツは僅かにこれだけです。真下から写された画像がない為に穴のサイドにあるパーツのみの解析となりました。

⑥のキットは私は持っていなのでネットで見つけた画像を貼ります。

エアフィックスのキットのスケールを私はいつも 「1/76 (1/72)」と記載しますが、これには理由があります。現在販売されているキットのスケールは「1/76」なのですが、中古で目にするキットの多くは「1/72」と表記されています。

これは単にエアフィックスの販売における戦略的な理由によるもので、中身はどちらも同じ物です。もっと古いキットになると「HO/00」と表記されている物もあって非常にややこしいのですが、これも中身はほぼ同じ物のようです。

⑤の【信濃】のパーツは相変わらず裏面を表にして貼り付けられています。笑

 

後もう1つ。

画像では歯車の形をしたパーツが僅かに見えますが、解像度が低い為はっきりとしません。

DeAGOファルコンのディテールを見ると明らかにこれは【エアフィックス 1/76 (1/72)シャーマン タンク】のパーツと言えなくもないのですが、今までに何度も「DeAGOファルコンのディテールは信用できない」と書いてきましたのでここで安易に断定するのは止めておきます。笑