タイ・ボマー エンドキャップの創作


私がタイ・ボマーの創作に興味を持ったきっかけは、海外の掲示板RPFでタイ・ボマーの図面とパーツガイドが公開されているを見つけたからです。

 

Moskaさんの投稿『Tie bomber: Complete plans and parts id.』にある『tie_bomber.pdf』のPDFデータを是非ご覧になってださい!

https://www.therpf.com/forums/threads/tie-bomber-complete-plans-and-parts-id.107571/

https://x2creativos.com/hobby/tie_bomber.pdf

 

但し今年初めの投稿『2025年 新年のご挨拶』でも書きましたが、ボマー本体に入っている「溝」の加工を具体的にどうするかの答えを未だに出せずにいます。そしてそれがネックになり本格的な創作を始められないでいます。

 

なので今回もまた「作ってみようかなー」なんて軽い気持ちで取り掛かれる『エンドキャップ』を選んでみました。笑 この部分です。

既述したMoskaさんの情報では、この両サイドに付いているリブのある板状の物は【タミヤ 1/700 航空母艦 隼鷹】のパーツです。ですがこのような形状をしたパーツがある訳ではありません。

使われているのはこのような大きなパーツのほんの一部です。これを自力で見つけ出すのはまず不可能でした。本当に先人からの情報は貴重です。

これは【隼鷹】のキット1つに1つしかないパーツなので切り出した物を複製するべきでした。

切り出した後のパーツの残骸を見て深く後悔しました。

 

それからこのエンドキャップには、テールライトの電力を供給するためと思われるピンコネクタがあります。これもディテールの1つと考え再現することにしました。

それでコネクタのある穴について書きますと、この穴の位置がRPFに投稿されているモデラーの方々が皆んな同じ間違いをされています。笑(あっいや、笑っちゃいけませんね)

ピンクの矢印で示したこの丸いディテールがミスリードとなって、多くの方々がここに穴を開けてしまっています。ですが正解はこの部分をまずフラットにして、パーツの中心よりももう少し上下に離れた位置に開けられています。穴のサイズは直径3.0mmとしました。

 

そして今回もすんなり完成しました。

ピンコネクタは本物ではありません。外径2.0mmのアルミパイプを加工して再現しました。

既述した板状の【隼鷹】のパーツの上下にある立方体のパーツも【隼鷹】です。なぜか左サイドのエンドキャップにしか付いていません。

このパーツには中央に溝が入っています。ですがその溝は中心からほんの少しずれた位置にあります。

ですのでこのパーツは付ける向きを間違えないようにしっかりリサーチする必要がありました。そしてちゃんと再現しました。

と、ここまで慎重に再現している自分を客観的に見て「やばいな」と感じています。笑 慎重になり過ぎて今後の創作に自らプレッシャーを掛けてしまっています。

そもそもスター・デストロイヤーの創作の合間の、気晴らしのつもりで始めたタイ・ボマーの創作ではなかったのでは!? 笑

 

てことで次回は何をするのか決めていません。気が向いたことをします。笑

 

“タイ・ボマー エンドキャップの創作” への6件の返信

  1. お世話さまです。

    エンド・キャップの解析も細かいですね。流石です。
    開口部の穴径を3mmとしていたのは、とても参考になりました。勿論、真似させてもらいます。

    隼鷹のコ字型の部品(後部)の接着位置は、もう少し外側が良いと思います。添付の画像を参照してください。

    次はソーラーパネルの増設部はどうでしょう?
    50.8mmの円筒部品に依存しない部位なので取り掛かりやすいかなと思います。
    ラファエルさんのPDFではディテールが参考にならないのが、ちょっと残念ですね。

    今日は休みでした。それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      添付していただいた画像を見ると確かに【隼鷹】のパーツの位置は違っていますね。修正します。
      てかymmt3bikeさんのブログを拝見させていただきましたが、そこに掲載されている画像よりやはり元画像は鮮明ですね。
      本物を自ら撮影されているのですね。羨ましい。

      寺田倉庫であったエキシビションに行きそびれたことを私は今も後悔しています。
      当時は東京まで行くお金と時間の余裕が全くなくて。笑

      ところでソーラーパネルの増設部についてお尋ねしたいことがあります。ymmt3bikeさんのご見解をお聞かせください。
      RPFでは増設部のプラシートの厚さを0.75mmとしています。てことはエバーグリーンの物となります。
      でも私の知る限り、撮影モデルの製作に使われているのほぼプラストラクトです。
      なので私はここに使われているのは厚さ0.8mmのプラストラクトのプラシートだと思うのですが。
      RPFのモデラーの方々が厚さ0.75mmと判断する根拠は何でしょうか?

      私は両方を購入しましたが、目視では0.05mmの差を見分けることができません。
      むしろプラストラクトのプラシートの方が薄く見えます。笑

  2. お世話さまです。

    プラシートの厚さの根拠は判りません。
    恥ずかしながら、RPFのスレッドで「皆が採用しているから」という天動説のような理由で0.75mmと考えていました。ボーっと生きてました。
    資材のメーカーはご指摘のとおり、プラストラクトが正解で間違いないと考えています。

    2024年にRPFにTIE-Bomberのスレッドがいくつも立って漸く疑問に思い始め、いろいろ考えました。
    1)厚さは0.5mm
     ソーラーパネルの外縁の厚さは1.1mmと0.6mmなので、その差の0.5mmではないかと考えています。
    →添付画像の左上と左下
     右上はロドネイの砲身(防水布)と合わせてみました。
    2)RPFの記事のようにすると変
     外縁部に不格好な隙間ができてしまいます。
    →添付画像の右下(t=0.75mm)
    3)継ぎ目隠し
     ラファエルさんの資料のように、極薄のプラシートが貼られていると考えています。
    RPFの記事ではスジ彫りですが、違和感を感じています。

    本件、拙ブログに投稿する予定でしたが、すっかり忘れていて年が変わってしまいました。もう少し検討して纏めたいと考えています。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      検証画像まで添付していただき、丁寧なご回答ありがとうございます!
      厚さ0.5mmとは。新しい見解に戸惑っています、笑
      ymmt3bikeさんに比べ私のリサーチはまだまだ十分ではありません。
      ですのでソーラーパネルの増設部はやっぱりまだ先になります。笑

  3. こんばんは。

    「穴」の位置、僕も間違えました。。。(´;ω;`)ウゥゥ
    記事をみて「え!? マジ?」とドキッとしました・・・
    パーツを付け替えるのは面倒なので、穴を埋めて開けなおします~!
    あ~やれやれ・・・(;^_^A

    1. こんにちは アントマンさん。

      タイ・ボマーは最初簡単に作れるような気でいたのですが
      沢山の方が色々沢山リサーチして、いろんな解釈で作られているのを見て
      「いやー、これ簡単には作れないなー」と、まだ何もしていない段階で既に反省しています。笑
      ですので正直タイ・ボマーの創作はまだ先になりますー。

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