脱出ポッドの創作 その10

今回はまずはこの画像から。

これはGWに入ってすぐの日に「まんだらけ福岡店」に行った際、店のショーケースに飾ってあったヴィンテージキットです。これは『脱出ポッドの創作 その4』の記事で取り上げた【MAX 1/35 M1-A2 155mm 榴弾砲】ですね。

「まんだらけ」を訪れたのは久しぶりだったのですが、このキットの存在に気付いたのはその日が初めてでした。きっと私が記事を書いた3月よりも前から、このキットはここに飾られていたのでしょう。

既にこのキットのパーツは自作していますので今更これを購入することはしませんでした。いや、正直に書きますと、パーツを自作する前でも多分購入はしなかったでしょう。小さなパーツを幾つか抽出するためでけに購入するには、このキットは少々高額です。

これ以外にも「まんだらけ」にはこんなお宝キットがありましたが、さすがにこちらの金額は「少々」とは言えないものでした。笑

 

さて、本題の脱出ポッドです。今回からはボディ中央部の創作に取り掛かります。『脱出ポッドの創作 その2』で書いたこちらの創作の続きです。

このボディには、ほぼ全体を覆う3枚の大きな装甲パネルが付きますので、まずそれを作ります。

イラストレーターで作成した図面の画像です。これをいつものように出力して、0.5mm厚のプラ板に貼って装甲パネルの切り出しをしました。

両端にある凸凹のモールドは後付けします。

これをボディに仮止めし、サイズに狂いはないかをチェックしている画像です。

そして小さな修正を行った後に、今度はしっかりと接着しました。

あれ、上の画像とどこが違うのか分かりませんね。笑 自分的にはこの2枚の画像の間には色んな作業を重ねているのですけどね。

そして次もあまり変化がありませんが、装甲パネルの貼り付けが概ね完了した画像です。

この画像で注目していただきたいのはボディ右上にある小さなネジ穴です。

 

ここで少し話は前後しますが、『脱出ポッドの創作 その3』で書いていたディスプレイスタンドをヨドバシカメラで見つけてきました。

【ELECOM WEBカメラ用卓上スタンド(UCAM-DSARMBK)】です。そしてこれに付属していました「GoPro用アダプタ」なる物をボディ内側に埋め込みました。

この部分はボディの自重で歪みが出来るのを少しでもなくそうと1.0mm厚のプラ板3枚重ね貼りし、そこに「GoPro用アダプタ」をエポキシパテで固定しました。それを外側から見たのが上の画像のネジ穴です。

このネジ穴にスタンドを取り付けるとこうなります。

1.0mm厚のプラ板3枚ではまだ少し心許ないので、手持ちのアルミアングルをボディ内部に追加で固定しようと考えてはいますが

どうです! いい感じでしょ。

とりあえずこれで当初考えていたディスプレイ方法の課題はクリアできました。完成時にはポッドの大きさはこれの倍近くになりますので、スタンド底面を拡張して安定性を高めることにします。

てことで次回からはパーツの自作作業です。