もう4年も前の話になりますが、2018年最初の記事で私は【エアフィックス 1/144 アポロ サターンV】のキットを手に入れたことを書いています。ただ当時は勉強不足のせいで、本来旧版の【1/144 サターンV】を購入すべきところを、新版のキットを購入するという大失態をおかしてしまいました。
あれからずっとその時のリベンジを晴らすべく、旧版を安価で手に入れる機会をずっと伺っていたのですが、そんな地味に待ち続けた結果、昨年やっと旧版を手に入れることが出来ました。
白いパーツは多少変色はしていましたが、破損や欠品のないこのキットを4千円代で見つけることが出来たことに、私はとても満足しております。笑
画像の右側にある白いパーツが新版、左のやや黄ばんでいるパーツが新たに手に入れた旧版のパーツです。ご覧の通りこの2種類のパーツは新版と旧版とでは形状が大きく違っています。
勿論SW撮影用モデルに使われているのは旧版のパーツなので、このキットを手に入れる必要が私にはあったのです。
小さい円錐形のパーツがESBファルコンのレクテナ・ディッシュに使われているパーツで、これは脱出ポッドに2つある船体前方のスラスターにも使われています。
そして上の画像のテーパーの筒状のパーツは、脱出ポッドに4つあるメイン噴射ノズルに使われています。余談ですがこのパーツはYウイングの噴射ノズルにも使われていますね。
どちらも【エアフィックス 1/144 アポロ サターンV】のキットには、それぞれ1個しかないパーツなので複製する必要があります。
また、このパーツもキット1つに1個しかありませんが、これは新版・旧版どちらも形状が同じなので結果2個手に入りました。
ですが残念ながらこのパーツは脱出ポッドには3つ必要です。なのでこれも複製しなければいけません。
で、この記事を書きながらふと思ったのです。そもそもSW世界の中でWウイングやタイ・ファイター達は、方向舵もないのに宇宙空間を自由に旋回できるのに、ただ霧もみしながら落下するだけのこの脱出ポッドにだけ、なぜか妙にリアルにスラスターノズルが幾つも付いているのか! と。
と、文句を言ってもしょうがないのですけどね。私が敬愛するジョー・ジョンストン様が、ラフスケッチの段階でしっかり描いちゃってますからね。これはもう頑張って複製するしかありません。笑
てことで最近は複製作業を進めています。これが済んだら一気にポッド後部を完成させたいと考えている今日この頃であります。
ではまた。
お世話さまです。
メイン・ノズルはかなりレトロな造形ですが、ある種の凄みがありますね。
ところで、薄い肉厚で高さのある部品をキレイに複製できていますが、余分な樹脂を排出する工夫などお見事ですね。
それでは!!
こんにちは ymmt3bikeさん。
実はシリコン型を作って、さぁレジンを流し込むぞってなった時に、湯口を作ってなかったことに気付きました。
それで慌ててカッターで切れ込みを入れたのですが、結果は上手くいきました。
シリコン型作りに失敗するとかなり凹むんですよね。シリコンが固まるのに時間が掛かるので。
今回は綺麗に複製が出来ました。とても満足です。次はもっと肉厚の薄いパーツに挑戦します。