脱出ポッドの創作 その5


早くも脱出ポッドの創作記事の投稿は5回目となりますが、はっきり言って全然進んでいませんねー。もうそろそろ桜の咲く話も聞こえてきましたが、果たして予告通り暑くなるまでに完成するか疑問に思えてきました。笑

パーツの自作作業を続けてはいるのですが、3月は何かと休日が忙しく、正直あまり進んでいません。

 

まずは、この画像では殆んど確認することができないパーツから。【オーロラ 1/93 シーラボIII】のパーツの下に隠れているこのパーツです。

海外のモデラーの方の画像を拝借させてもらいました。ここに見えるシングルカットされたダイヤモンドのような形をした多面体のパーツです。

これはもう何かのキットのパーツではないですよね。それで職場の近くにある手芸店を探索してみたところピッタリの物を見つけました。

これって何と呼べばいいのすかね。縫製ビーズでしょうか。5個入で税込330円でした。

ネットの画像からこのパーツのサイズを割り出したところ直径約7.5mm程の大きさでした。このビーズの直径は8mm強ありますが、パビリオン部分を削り落として径を小さくすればいいと考えました。

ところが、てっきりアクリル製だと思っていた1個たった60円のこいつは、実は立派なガラス製で削り落とすのに苦労しました。

複製することを考え頑張ってもう1個削ることにします。形状が分かるようにサーフェイサーを吹いてみました。

 

次はこの2種類のパーツです。まずブルーで示したパーツは【amt 1/43 REEFER】の物なのですが、このキットついてはこんな過去があります。3年前に書いた記事をお読みいただけるとありがたいです。

マンダラ 解析と創作その7』

この時に間違えずにこのキットを購入していれば、パーツを自作する必要はなかったのですが。

これ以外のTNTシリーズのキットにもこのパーツはあるのですが、どのキットも3年前よりも更に高額になっていまして、私には気軽に手が出せる物ではなくなりました。

なので頑張ってこれも自作しました。若干厚みが足りないかなー と完成させた後に思ったのですが、あまり目立たない箇所に付くパーツのなので妥協します。5個作ってみましたが必要なのは4個です。

 

それからピンクで示したパーツは【オーロラ 1/48 M8 Munitions Carrier】です。

昔、日東科学から【1/35 M8-A1 トラクターカーゴ】と言う商品名で販売されていた物と同型の車両キットですが、これとは金型の違う別物ですよね。そもそもスケールが違いますからね。

このキットも中々簡単には手が出せない高価なキットです。まぁ金額を気にしなければ今でも手に入るキットではありますが。笑

ですので勿論このパーツも自作しました。

画像の右側2つは【タミヤ 1/35 アメリカ陸軍M60A2チェロキー戦車】のパーツです。サイズも形状も【オーロラ M8】のパーツとそっくりなので、初めはこれで代用しても構わないと思いました。

ですが幸いにもこのパーツは1つのキットに6個もありますので、失敗を気にせずニコイチで加工して、より【オーロラ M8】のパーツに似せる努力をしてみました。サーフェイサーを吹いた左側のパーツがそれです。

このパーツは脱出ポッドに大量に使われていますので、頑張って3個自作して複製しようと思っています。

 

【オーロラ 1/48 M8 Munitions Carrier】のパーツはこれ以外にもう1種類、この脱出ポッド後部に流用されていますの、もう少しだけパーツの自作は続きます。

ではまた。

 

“脱出ポッドの創作 その5” への4件の返信

  1. お世話さまです。

    いつも凄い解析力&工作技術だと驚いていましたが、デジカメの画像で詳細がようやく判るような部品が、ここまでキッチリ再現できるのは人間技とは思えないですね。
    この先も怖いもの無しではないですか?

    更にガラスのように固く、そして小さく保持しにくい部品を削るだけでなく、しかも0.5mmを微調整するなんて。普通の人はやりませんよ!?

    今回の記事はいろいろな意味で驚きの連続でした。

    それでは!!

    1. こんにちは ymmt3bikeさん。

      「時は金なり」って言いますからね。
      お金を掛けずにその分時間を掛けることが果たして正しいことなのかは分かりませんが
      その時間を楽しめていますからきっと正しいのでしょう。笑

      いつもこだわり過ぎる自分に言い聞かせるつもりで「完成度70%」の目標を立てているのに
      ついついこだわってしまうのはきっと性分なのでそう簡単には変わらないのでしょうね。

      いくつかのキットは出来るだけ安価で手に入れるようにしています。
      そのキットの紹介を近々したいと思っています。

  2. お疲れ様です。

    脱出ポッドの記事を見たとき
    まさかシーラブお持ちで?と思いきや
    パーツを自作とは! すごいですね。

    今やもうILMの工房の追体験は非常に困難ですが
    敢えてチャレンジされる姿勢に感動さえ覚えます。

    でも、このポッドはいろんな面白いアイデアが
    ある意味において他のプロップ模型よりも多いかと
    思いますので、ある程度カタチに持ち込むまで
    楽しめるのではないかとは思っております。

    どこまで追求されるのか僕にはわかりかねますが、
    楽しみにしております。

    1. こんにちは アントマンさん。
      いただいたコメントのチェックを怠り、返事が遅れてしまいました。大変申し訳ありません!

      『新たな希望』時の撮影モデルであるこの脱出ポッドを創作していると、『帝国の逆襲』のとはまた違うキットが沢山あって驚きます。
      まだまだSWの世界は奥が深い(闇が深い)なぁと実感します。

      完成度はほどほどに、一気に仕上げてAT-ATに復帰するつもりでいるのですが。
      それがいつになるのかはまだ分かりませんねー。

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