重レーザー砲の創作の記事は先週末に投稿するつもりでいたのですが、予想外に手間取っしまいました。その理由はこの部分のディテールの解析にあります。
ネットにあるAT-ATの画像を見ても、サイドガードの陰に隠れてこの部分が鮮明に映ったものが非常に少ないのです。それにあっても複製によってディテールがつぶれたものしか見つかりません。
この部分のパーツに関しては以前に解析していますが、もう一度改めて表記しておきます。
①【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦キングジョージ五世】
②【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】
このパーツもアントマンさんに教えていただきした。ありがとうございます。この小さな突起部分なんて、自分では絶対に見つけることは出来ませんでした。
③【プラストラクト スチレン製鋼材 C型鋼 CFS-2】
④【プラストラクト スチレン製 三角棒 MRT-60】
そして苦戦したのがこのブルーで示した部分です。ここには何かがあるのですが、これが何かの既成のパーツなのか全く解明できません。ネットで見つけた数少ない横から写した画像では案外高さ(厚み)があるように見えます。
それで数日悩んだ結果、妥協してオリジナルのパーツを自作し、この部分の創作は終えることにしました。
ネットにある海外のビルダーの方々の造作もそれぞれ解釈が違いますし、MR AT-ATもこの部分は納得のいくディテールをしていません。ですのでこれが私の回答ってことでいいかなと。
「それは間違っています!」っと言っていただける方、正解をご存知の方からのコメントをお待ちしています。で、これで一応の完成となりました。
但し、まだ解決していない事案があります。ブローバック機能をどのような造形で再現するかです。ただ私はこの問題は簡単に解決させました。マグネットです。
本体下部の上面に取り付けているのが「ネオジム磁石」です。幅6mm、高さ3mmの物を必要としていたのですが、ジャストサイズの物が売っていてびっくりしました。 更にこのコスパの良さ!
2つ上の画像を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、本体上部に取り付けている鉄のプレートはカッターの替え刃です。【オルファ】や【3M】の物ではなく、100円で色んな物が買えるお店に売ってある替え刃がペラッペラで加工がしやすくて最適です。笑
動画でお見せした方がより分かって貰えたでしょうか。これでスムーズにスライドしますし、磁力が強いので外れて落ちる心配もありません。
話は前後しますが、重レーザー砲を頭部に取り付ける前に、このピンクで囲った部分の不明だったパーツが分かりましたので紹介しておきます。
下の画像のチャコールグレーのパーツは【タミヤ 1/35 ソビエト SU-85 襲撃砲戦車】の物です。これは丞さんに教えていただきました。ありがとうございます。
但しこのままでは大き過ぎますのでカットします。左側は【バンダイ 1/144 AT-AT】の画像です。いつもディスってばかりいますが、今回はこれを忠実に再現させていただきました。笑
こうして画像を比較して見るともう少し小さくカットすべきでした。でももうしません、作り直す気力がありません。笑
それから上部に付くコの字のパーツも、以前の投稿では【タミヤ 1/35 ドイツ Ⅲ号戦車】としていましたが、【バンダイ AT-AT】のディテールを尊重して【タミヤ 1/35 ドイツⅣ号駆逐戦車ラング】の取手パーツに変更しました。
で、これが重レーザー砲を頭部に取り付けた画像です。カッコいい!
まぁお気付きでしょうが、見ての通り片方しか完成しておりません。この片方の創作だけで力尽きてしまいました。
気力が復活しましたらもう片方も頑張って完成させます。では。
お世話さまです。
すみません、時機を外してしまいました。
頭部のフォルムとディテール、本当にカッコいいですね。
そしてカッターの替刃の加工と今回も驚きの内容ですね。
改めてⅢ突砲身(マズルブレーキ)の穴埋めは丁寧に処理されているのが確認できますね。
恥ずかしながら、プロップが穴埋めされていることを知らなかったので、バンダイ製キットのパーツをディテールアップと称して開口することを考えていました。
ブログ記事を拝読してバンダイ製AT-ATを組立たてたくなりましたよ。X-Wingと違いAT-ATはとても良くできているので、余計なことをせずストレートで組む予定です。
それでは!!
こんにちは ymmt3bikeさん。
いつも嬉しいコメントをくださりありがとうございます。私こそ返事が遅れてしまいました。
撮影用モデルの「実物大」AT-ATやファルコンをいつも目にしている私には、もうバンダイのプラモデルは小さ過ぎて作れません。笑
2014年に東京ビッグサイトで開催されたホビーショーにあったビッグサイズのAT-ATや1/1700 スター・デストロイヤーを商品化してとは
言いませんが、(高価過ぎて買えないでしょうから) せめて今のモデルの1.5倍のサイズの物をリリースしていただけないかなーといつも思っています。
マズルブレーキの微妙に段差をつけた穴埋め作業はILMスタッフのこだわりが感じられたので忠実に再現しようと思っていました。
ただよくよく考えたら、穴埋めした後にパテがヒケただけなのかもしれませんね。笑