AT-AT 頭部の解析と創作 その2

こんにちは。皆さん元気にお過ごしですか?

『緊急事態宣言』の発令から間もなく1ヶ月になろうとしています。それ以前の日常とは大きく異なる世界になってしまいましたが、私自身に限った話をすれば、幸いにも以前とあまり変わらない毎日を過ごしています。

コロナの感染に怯えながらもいつもの様に仕事に出掛け、休日は自分の部屋にこもって色々と創作に励んでいます。

勿論将来への不安は多いにあるのですが、それでも今日こうしてブログを書いていられる事を僅かながら幸せに感じています。

 

さて、では具体的にどんな休日を過ごしているのかと言いますと、『007』の新作が公開延期になってしまったショックを紛らわすために、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの活躍を横目で復習しながら、ここ最近はAT-AT頭部の創作を進めています。(ごめんなさい。ESBファルコンの創作は完全に止まっています! )

 

AT-AT頭部の創作は昨年の12月に1度しているのですが、更に作図を進めていると、いろんな箇所にいくつもの間違いがあるのに見付いてしまいましたので、「仕切り直し」と言う事で新しい頭部を再度創作する事にしました。

今回の記事は、実質その12月の投稿の続きとなります。

これが作り直した頭部です。画像を見る限り前回の物と全く同じに見えますね。笑 そして今回は更に頭部下面にあるパーツの創作も行いました。

ピンクで囲った箇所です。

上下逆さまに置いていますので少々分かりづらいと思いますが、これがそのパーツのベースとなる部分です。サラッと書いていますが、これの創作には中々時間が掛かりました。見ていただくと分かる通り全ての面に勾配が付いていますよね。

これは【タミヤ】の1mm厚のプラ板を使用して創作した物なのですが、箱組みする際はこの厚みを差し引かなくてはいけません。但しそれぞれの面が直角に接してはいないので正確には1mmではありません。

中央の図の様に斜度に合わせてプラ板を斜めにカットして組むのが理想なのですが、手作業でそれを実行するのは困難なので右図の様にパテを盛って面を整える作業を繰り返しました。

と、書くと非常に面倒臭い作業の様ですが、まぁ地道に楽しんでやっています。笑 因みにこのパーツの図面がこれです。

 

この作図にも随分時間をかけました。何度引き直したことか。

そしてこのベースには薄いフレーム(図面の薄いブルーで記した部分)が付くのですが、この厚みをネット画像から割り出してみると0.8mm程の中途半端な数字になりました。4つ上の画像のブルーで記した箇所の厚みです。

そこでハタと気付いたのです。このパーツの創作をILMのスタッフが手作業で行ったと考えると、使用したのは【プラストラクト】のプラ板なのではないかと。で、ネット検索した結果ちゃんとありました。【タミヤ】のプラ板にはない厚さ0.8mmのスチレンシートが。

て事で、プラストラクト製のフレームを付けたのがこれです。

またまた画像が逆さまですが、頭部の下面にこの様に付きます。

これに付く流用パーツの解析は既に済んでいるのですが、楽しい貼り付け作業はまだまだ後に取っておく事にします。

 

それで12月の記事にも書きましたが、次に行おうとしていたこれの『目』に当たる皿型ドームの創作ですが、実はもう既に出来ています。ですがその記事はまた後日にしたいと思います。長くなりそうなので。

因みに昨年12月に創作した際は何度も失敗をして心が折れた思い出があります。

次回の記事はそのリベンジ編です。

では。つづく。