またまたお久しぶりです。
前回までのマンディブルのパーツ解析で、自分なりに精魂使い果たした感がありまして。(と言ってもアントマンさんに随分お助けいただいて、あまり自分では成果を出せないで終わりましたけど)
それでここ最近はAT-ATのパーツ解析に励んでいました。世間ではこれを「現実逃避」と言いますけど、私はこれはあくまでも「気分転換」だと思ってやっていました。笑 折角なのでそのAT-ATのパーツ解析の成果は次回の記事にでもしようと思います。
今回はそれと並行して進めていた新しいトップ画像作りについて書こうと思います。
今までブログのトップに貼り付けていたこの画像のイメージの基になっているのは、Episode3のラストカットのこの夕日です。皆さん気付いていただけてましたか?
当初この画像をそのまま使わせていただこうかと考えたのですが、さすがにそれはNGですよね。それにこのままですと余りにも単調な画面ですし、私の頭の中には昔からラルフ・マクォーリー氏のこの格好いいコンセプト画がありましたので、どうしても左手に崖を入れたかったのです。
そして前回のブログで書きました通り、今回この崖の上にサンドクローラーを配置した新しい画像を作りたいと考えました。
そして出来上がったのがこの画像です。
見てお分かりの通り上半分の夕焼け空はそのまま変えずに、下半分の作画に全力を傾けました。手抜きではありませんよ。笑
自分で言うのも何ですが、この夕焼け空はなかかなの力作で気に入っているので、初めから残すつもりでいたのです。
そして今回拘ったのはこのサンドクローラーです。エフトイズの1/350サンドクローラーを微妙に角度を変えて数十枚も撮影し、その中から「これだ」と思える1枚を選びました。
でもさすがにこのままでは使えません。あの特徴的な赤サビや雨だれ等のエイジング塗装が必要です。
で、ここで私は反則技を使うことにしました。
これは【スター・ウォーズ スカルプティング・ア・ギャラクシー】に掲載されているサンドクローラー 側面の画像です。実はこの画像をPhotoshopを使って上のサンドクローラー の画像に貼り付けてしまいました。笑
モデラーの端くれとして、これを手抜きと言われれば確かにそうなのですが。なかなかいい感じに仕上がっているでしょ? これを実際に塗装で表現しようと思うとかなりのスキルと時間を要しますからね。
で、次に拘ったのは車体側面のハッチの明かりです。これも電飾で表現するにはかなり難しい作業になりますので、これも同じくPhotoshopのお世話になりました。
これは【スター・ウォーズ・クロニクル】に掲載されているビークルの大きさを比較した画像です。この画像の光っているハッチの部分だけを切り取り、パースを修正して貼り付けてみました。
そしてその他細かい部分の修正を加え最終的に完成したのがこれです。
ここまで拘ってのですから「もっと大きく中央に配置すれば」と考えがちですが、このトップ画像の主役はあくまでも「2つの太陽」ですから。
あ、いや。正直な事を書きますと、初めはもっと小さく隅っこに配置しようと考えていたのですが、ついついこんなに大きくなってしまいました。
そして、サンドクローラー と一緒に今回どうしても入れたかったのが「モス・アイズリー宇宙港」です。上のマクォーリー氏のコンセプト画を思い切りリスペクトしています。
使用した画像は、映画の中に登場するこの有名なマット・ペインティング画です。
但し画面の構図を考えて左右反転にしました。そして画面の中でうるさくならないように小さく遠くに配置しました。こうして解説しなければ気付かなかったでしょ?
まぁ細かい事を書くと遠景の山の形が違いますけどね。そんな事まで考えるとアイデアの幅が狭くなって面白くないですよね。そもそも上のマット・ペインティング画ではこの宇宙港は高い山々に囲まれた小さな町に見えますが、映画の中では背景に山はまったく映っていませんから。笑
今回この画像の中には2体のアンドロイドは居ません。それはサンドクローラーを人格化して、ドロイドの代わりに夕日を見つめさせたかったからです。ですので同じ理由でジャワ達も描きませんでした。
描くのが面倒くなって途中で止めた訳では決してありませんよ。笑
お世話さまです。
タトゥイーンの暑苦しさが伝わってくる絵ですね!?
サンドクローラーの車内から漏れる照明に拘るところがナイスですよ!!この表現のおかげで、サンドクローラーが寂しくなりすぎずグッドです。
それとコラージュ風にしても、自分のイメージを十分に表現できていれば、大成功だと思いますよ。
後、「モス・アイズリー宇宙港」は判りませんでした。すみません。
それでは!!
こんにちは ymmt3bikeさん
他にもコクピットや昇降口のライト、キャタピラから漏れる水蒸気等いろいろやってみたのですが
どれも小手先に走り過ぎてうるさく見えたので、ワンポイントとして車体側面のハッチだけシンプルに表現してみました。
モス・アイズリーはケイタイではほぼ見えないですね。笑 PCのモニターで見ていただけたら分かるレベルです。
まぁ自己満足の世界ですから。
わざわざ説明しないで、気付いてくれた人が「これは!」って思っていただけた方が良かったのですが、
どうしても言いたくなってしまったのです。笑 大人気ない。