上面左舷後方の穴メカ 解析と創作その2


前回の記事で解析した大きなパーツの隙間を埋めるように小さなパーツが複数配置されていますので、今日はそれらを解析していきます。

これらは全てタミヤ 1/700 戦艦系キットのパーツです。

①【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦プリンス オブ ウェールズ】または【タミヤ 1/700  イギリス 戦艦キングジョージ五世

②【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 阿賀野 あがの

③【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】

 

続けてこのパーツの解析もします。

縦に並ぶ3つのパーツの内、上の「探照灯」と下の「錨」はそれぞれよく似たパーツが複数ありますので並べて見比べてみました。

①【阿賀野】 ②【信濃(旧版)】

③【タミヤ 1/700 戦艦 大和(旧版)】

どれもタミヤ 1/700 日本の戦艦の物ですが、こうして見ると流用されているパーツは【阿賀野】である事が分かります。

 

次に「錨」です。

タミヤ 1/700 戦艦系キットのパーツを並べてみました。

①【プリンス オブ ウェールズ または キングジョージ五世】

②【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦 ネルソン

③【タミヤ 1/700 イギリス 巡洋戦艦 フッド

④【タミヤ 1/700 ドイツ 巡洋戦艦 シャルンホルスト】または【タミヤ 1/700 ドイツ 巡洋戦艦 グナイゼナウ

⑤【 信濃(旧版)】

①②③はどれもイギリスの戦艦、④はドイツの戦艦です。

こうして並べて見比べる事でイギリス戦艦の「錨」が使われているのが分かりましたが、どのキットのパーツなのかはもう似ているレベルではなく皆同じ形をしていますので判断が付きません。笑

 

ところで今回、わざわざこうして大袈裟にパーツを並べた画像を掲載するのには理由があります。こんな小さくてよく似たパーツはもう肉眼では見分けが付かないのです。笑

ですのでこれらのパーツを画像データにしてPCのモニターに大きく映して見比べているのです。寄る年波には勝てません。哀

 

で、問題はこの2つの間に挟まれてある棒状のパーツでした。この穴メカのパーツ解析を見ていただくと分かるように、ここに流用されているのはどれもタミヤ 1/700 戦艦系のパーツばかりです。

なのでこれもきっとそうだろうと探してみたのですが見つけられません。それで仕方なく手持ちのキット全てを対象に探してみることにしました。

そしたらなんとこのパーツ。まさかの【ハセガワ 1/450 航空母艦 赤城】の物でした。やられたー!

 

因みにこの箇所のDeAGOファルコンのディテールは見ての通りです。パーツの付け替え甲斐があります。笑

「探照灯」のパーツは見落とされています。

で、更にこの奥にもう1つパーツが隠れているのをご存知ですか?

もうほとんど見えないので、付けても自己満足でしかないレベルのパーツです。笑

ただこれは形に特徴があるのですぐに分かりました。お馴染みの【プリンス オブ ウェールズ または キングジョージ五世】のパーツです。

これでこの穴メカのパーツも一通り揃いました。

続く。

“上面左舷後方の穴メカ 解析と創作その2” への2件の返信

  1. お~。
    お見事です!
    この辺の細かいパーツがサッパリ分からなかったのですが、言われてみれば確かに戦艦系パーツですね。
    これらも持っているキットばかりで良かった~。

    陰に隠れているパーツも我々にとっては大事ですね。
    まぁ、パーツ換装自体が自己満足な作業ですから。
    koshi50さんの自己満足に僕らは助けられています。

    1. こんにちは taraさん。

      この穴メカは鮮明な画像がネットに沢山あって、それらを見れば見るほど新しい発見があります。
      まだまだ穴の奥には隠れたパーツがありますので追ってご紹介いたします。

      私の方こそtaraさんのブログに随分助けられています。
      船体の円周側面の創作は自分はまだまだ先になりますが、その時にはもう書くことが無いんじゃないかと思っています。笑

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