上面右舷後方の穴メカ 解析と創作その5


今日は久しぶりに何も予定の無いフリーの休日でした。

暑くも寒くも無く、湿度も低く花粉も飛んでいない。私にとってとてもいい季節になりましたので、以前の私でしたらバイクで志賀島まで走って大好きなテトラポッドを眺めていた所なのですが、今の私は違います。

今日は朝からこの「上面右舷後方の穴メカ」の締めをしようと考えていました。

 

この「上面右舷後方の穴メカ」のパーツ解析とそのパーツの付け替え作業もいよいよ大詰めです。と言うか、こんなに長くなるとは思っていませんでした。

この箇所を鮮明に写したネット画像が極端に少なく、それに伴い海外のモデラーから得られる情報も少ない為、解析に随分手こずってしまいました。

このピンクのラインで囲った部分の解析が出来ていませんでしたね。

【エアフィックス 1/76 (1/72)シャーマン】から伸びる2本のC型鋼を流用パーツだと判断し探していたのですがなかなか見つけることができませんでした。それで再度プラストラクト等の建築模型用材料にこの様な形の物がないか調べ直した結果。なんと見つけることが出来ました!

「プラストラクトのC型鋼は白」と言う思い込みをずっとしていたのが、その考えがそもそもの間違いでした。このABS製のC型鋼は上の画像のように濃いグレーをしています。

これである確信を得る為に、いつもの様に画像からサイズを割り出してみることにしました。

イエローのラインで示したパーツのサイズは分かっていますので、そこからオレンジのサイズを割り出すとこの画像にあるC型鋼は幅が約4.9mm、厚みが約1.7mmであることが分かりました。するとこの数字に極めて近いサイズの物がありました。と言うことでこれにまず間違いないようです。

で、それがこれです。早速手に入れました。【プラストラクト C-6 ABS製  C型鋼】です。(手書き表記!)

 

このC型鋼を使って完成させた穴メカがこれです。

横から見てもやはりこれで間違いないようですね。

 

ではパーツの解析です。

C型鋼に挟まれている①のパーツは【タミヤ1/35 ドイツ Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン】または【タミヤ 1/35 ドイツ 4輪装甲偵察車Sd.kfz222】。

このパーツの下部に付いている②のパーツも①と同じキットの物です。ピンクのラインでカットされています。ただこのパーツに関しては海外の掲示板などを見ても誰も再現している人が見つからず、これが正しいのか正直自信がありません。「これかな〜〜」レベルですので間違いと分かった場合は直ぐに付け直すつもりでいます。

③【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】はなぜかパーツの裏面を表にして貼り付けています。ILMスタッフの目にはこのダボや押出しピン跡が立派なディテールに見えたのでしょう。笑

そして④はタミヤの戦艦系キットのオンパレードであるこの穴メカの中で唯一の【エアフィックス1/600 HMSベルファスト】のパーツです。

 

今回の記事で終わらせようと考えていましたが、まだまだ書きたいことがありますので一旦ここで休憩です。

続きはこの後すぐ!笑

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