左舷通路上部プレート 解析その3


⑨【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】

【4連機関砲38型】は普通にどこの模型店でも目にするのですが、最近こっちのキットは見ないなと思っていたら生産を休止していたのですね。

スポットでもいいので再販を希望します。

 

⑩【タミヤ 1/700 巡洋戦艦 フッド

この2つのディテールが戦艦の砲身であることはすぐに分かりました。

パーツの大きさや流用頻度からタミヤの1/700の物だろうと判断し、2門の連装砲がある戦艦はどれかと箱絵を見て探した結果【プリンス オブ ウェールズ(キングジョージ五世)】と【フッド】の2隻に絞り込めました。

よく見ると微妙に違うこの2つのパーツ。左が【フッド】、右が【ウェールズ(ジョージ)】です。

で、どちらのパーツが使われているのかと思いきやどちらも使われていました。笑

てっきり同じパーツが並んで付いているのだと思っていたら違う物でした。

気付かなくても別におかしくないレベルのものです。この違いに気付いた自分の細かさに若干引いてしまいました。笑

 

⑪【タミヤ 1/35 イギリス戦車マークⅡマチルダ】

元からこの形をしたパーツがあるのだろうと探していたのですが同じ物を見つけることはできませんでした。そしてこのサイドにあるスリッドから、これが【マチルダ】のキューポラのパーツを加工したものだと気付きました。

右が、加工しサフェーサーを吹いた物です。

②の【タミヤ 1/35 アメリカ戦車M3リーMk.1中戦車】のパーツ同様、加工されていると見つけるのが数段難しくなりますね。

 

⑫プラストラクト LF-3(白熱灯ランプシェード)

これも初め何かのキットの流用だと思っていたので見つけるのに苦労しました。まさかプラストラクトの商品だとは、海外の掲示板で紹介されているのを見つけるまではノーマークでした。

プラストラクトは大きな模型店に行くとエバーグリーンと並んで色んな形の角棒が販売されているのを見ますが、ネットで検索すると建築模型材料として角棒以外にも色んな種類の商品が掲載されています。

ちょうどESBファルコンと同時期に作られたプロボット用の小型ポットにも大量のプラストラクトが使われています。ジョー・ジョンストンのデザイン画を見ると、この段階で既に使う気満々でいたことが分かります。笑

真横から見ると傘の勾配が意外とあることに気付きます。頭の突起を約半分程カットする必要があります。

 

最後に ①【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】のパーツに関して追記します。

プレートの一番左下に流用されている四角いパーツは【信濃】のアンテナで、日本戦艦のキットにはよく似た物がどれにも付いています。

左から【大和(旧版)】【隼鷹】【大鳳】【信濃(旧版】です。

今なら真っ先にエッチングパーツに差し替えられて日の目を見ない可哀想なパーツ達ですが、私のとっては大事な宝物です。笑

 

以上でこの箇所のパーツ解析は終わりです。

内容がどんどん細かくなって、投稿する度に文章が長くなっていますね。私のこだわりの度合いが高くなるのに連れて、逆にこのブログをご覧いただいている方に呆れられているような気がしてなりません。笑

“左舷通路上部プレート 解析その3” への5件の返信

  1. すっごく面白いです!!
    私も全号揃ってから始めようと思ってますが
    「永大」のパーツがなぁ~
    あそこだけは、絶対容認出来ません。笑

    1. はじめまして nagatamaさん。
      ご観覧いただきありがとうございます!

      私の最大の悩みも「永大」です。ヤフオクで25万円とは…
      この問題が解決しない限りこのブログは完結しません。笑

      ついつい真面目な文章になってしまいがちですので、「面白い」と言っていただけるととても嬉しいです。
      今後ともよろしくお願いいたします。

      1. 真面目がいいんです!!
        「だってプロップが欲しいんだもんっ」

        ココのパーツは信濃ダぴょ~ん とかになってたら
        ちょっとイヤです。笑

        ご返信がうれしくて、つい再コメントしてしまいました。

  2. こんばんは。
    こう言う拘りは大好きです!
    こうして全てのパーツを解説して頂けると取捨選択して自分のファルコンに落とし込めるので、大変助かります!!

    ここまで拘られているから、永大ポルシェは既にお持ちなのだと思っていました。
    25万円かぁ。
    それだけでファルコン本体をオーバーしてしまう価格ですね。

    1. いえいえ、まだ手に入れていないキットは山のようにあります。
      ですので全てのパーツを解析するにはまだまだ先は長いです。
      気長にお付き合いいただければ幸いです。
      また、キット探しの様子も記事にしようと考えています。

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