このキットは画像の他にも「1967 日本GP」の冠が付いたモデル等、数種類のキットが販売されてきました。
今年2017年はモデル化40周年を記念して「1967 日本GP」モデルが再販され話題になりました。
ではどのキットを手に入れれば良いかと言いますと、どれもOKです。
デカールの違いや、画像の「1977 モナコGP」モデルのように白いランナーが追加で付属している以外は全て同じ物が入ってます。
(同じ物とは1つの金型から抜かれた同一の物と言う意味です)。
これらはとにかく出来るだけ安価な物を見つけることが重要です。何しろESBファルコンにはこのキットのパーツが大量に流用されています。
私はこれらをホビーボックスのがらくた市等でどれも1,000円以下で手に入れました。
このキットが簡単に手に入らない海外のモデラーの方達は頑張ってレジンなどで複製されてらっしゃいますが、それをするにはかなりの技量を必要とします。
日本にタミヤがあって本当に良かったと思います。
さて、このパーツは加工されて中央部分のみが流用されていますが、切り取られた方のパーツもしっかり別の箇所に流用されています。
④【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル戦車】
このキットにはもう1つ【タミヤ 1/35 イギリス歩兵戦車チャーチルMk.VII】がありますが、ILMの工房の棚にあったのは【クロコダイル】の方です。
チャーチル本体に関しては【クロコダイル】も【Mk.VIIも】も1つの金型から抜かれた同じ物が入ってますが【クロコダイル】に付いているトレーラーのパーツがESBファルコンに複数流用されていますので必ず【クロコダイル】を手に入れる必要があります。
④のパーツも全てそのトレーラー部分の物です。
尚、私の解析ではESBファルコンには今の所少なくとも2つの【クロコダイル】が使用されているようです。
⑥【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付】
これはもう【タイレルP34】と同様にESBファルコンに大量にパーツが流用されているキットです。
私は今2つ所有していますがまだパーツが足りません。新たに購入を考えてもいますが経費削減が最優先事項のため、このパーツのような型取りしやすい形の物は複製し目立たない箇所に流用しています。
因みにこれとは別の珍しいキットを北九州小倉のまんだらけで見つけました。
1,000円と言う安値に引かれて思わず購入してしまいましたが流用出来るパーツが少なく費用対効果を考えれば失敗でした。
このキットはILMの工房の棚にはなかったようです。
以上で一先ず、この搭乗ランプの基部についての解析を終わりにします。
次回はこのブログのサブタイトルにある「創作」の様子を書いていきたいと考えています。これらのパーツの付け替え作業です。