排気口ダクトの複製とマンダラの創作 その3

さていよいよシリコーンゴム型にウレタン樹脂を流し込む作業です。私はいつも【ウェーブ・レジンキャストEX.】のグレーを使用しています。お気に入りの理由はただ単に出来上がったパーツがサーフェーサーを吹いた時と同じ色をしているからです。笑

価格もお手頃で、私のような趣味の範囲で使用するには一番メジャーな商品ではないでしょうか。

レジンが入ったカップを倒してしまうと言う最悪の状況を想定して、私はいつも作業台全体にビニールを敷くようにしています。

作業中、換気の為に窓を少し開けていたら室内の温度が急激に下がり、レジンが全く硬化しないアクシデントに遭いましたが、それ以外はほぼ問題なく作業を進めることが出来ました。

頑張って11個分の排気口ダクトを複製しました。この中から状態の良いものを6つ選抜し、はみ出たバリをヤスリ掛けして削り取りました。次にダクトのリング部分とメッシュ部分を組み合わせて、取り敢えず今日は2つだけ先に完成させました。

排気口ダクトの完成です。ここに辿り着くまでに随分時間が掛かってしまいましたが、まぁなかなか自分の理想の形に近い物が出来上がったので満足しています。

 

では次にマンダラの創作を行うに当たり、このマンダラ部分をフレームの一部に取り付けました。理由はマンダラに付くパーツの起点が中央砲塔の円の中心にある為です。パーツの位置決めをする際にこの中心点からコンパスを伸ばしマンダラに直接マーキングしていきます。

マンダラをフレームに取り付けた際に気になったのがこの取り付けネジです。些細なことですが私はこのネジが気に入りません!

色々事情はあるのでしょうが、もう少し本物に近づける努力をして欲しかったです。ネジ穴の位置も随分違いますよね。この箇所の修正はまた後日考えることにします。

それからこれも些細なことですが、マンダラの外円に並ぶ推力偏向板の形も気に入らないので修正します。

今日は取り敢えず、この部分の幅が足りないのでエバーグリーンの平棒を貼り付けて増幅しておきます。幅0.5mm 高さ1.5mmの物を貼り付けましたがまだ足りないので同じ物を再度貼り付けました。

昨年の12月に書いた記事でDeAGOファルコンの排気口ダクトの位置が約3mm違うと判断していましたので、実際にパーツを並べるとどれだけのズレが発生するか気になっていたのですが、大きな狂いが無く一安心しました。

排気口ダクトの直径をDeAGOファルコンの物より約1mm大きくしたり、事前に色々計算していたことが功を奏したようです。

このパーツの縦軸を基準として、次回からパーツの貼り付けとそのパーツの解析をしていきます。

では、おやすみなさい。

 

あ、そう言えば『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の予告編が公開されましたね。新品でスッキリした外観のミレニアムファルコンが一瞬映ります。これをハン・ソロがゴチャゴチャに改造する描写があれば嬉しいのですが。