フォルム検証 船体円周の奥行き問題その2

この前の週末は雲は多いものの時折日が差し、まずまずの天気だなぁと思っていたのですが、午後ふと遠くに雷音が聞こえたので窓の外を見てみると、真っ黒い雨雲と大きな「雨の柱」が迫って来ました。

ほんの数分後には真っ暗になって、大粒の雨に囲まれてしまいました。

そして数分後にはまた日が差してきました。「ゲリラ豪雨」と言う程ではなく、単なる「通り雨」ってやつですね。関東甲信越地方は既に梅雨明けしてしまいましたが、これって梅雨明け間近の最後のあがきなのでしょうか。

まぁそれはさておき、前の記事で私は船体円周の奥行きを修正する為に外殻プレートは使用しないと書きました。このプレートが付く位置まで円周の横メカが付く壁を深くします。

その為にはこのプレートをネジ止めする突起と、プレートと船体のフレームを止めているネジ山を無くしてしまう事にしました。

スッキリ削り取ってしまいました。プレートとフレームを固定するネジを外してしまいましたので、この部分の固定方法はまた後に考える必要があります。

ここに付く壁にはプラバンを使います。湯煎をしてファルコン船体の円周に合うRを作ります。

使用しない外殻プレートを3枚を瞬間接着剤でくっ付けてRを作るガイドを作りました。

これにプラバンをクリップで固定して沸騰しているお湯に浸けます。両端は綺麗にRが出来ないので、長めに作って後でカットする事にしました。

画像では分かりづらいのですが、プラバンに微かなRが付きました。コの字の切り込みはプレートが当たる部分です。これに船体円周の「ニセモノの縁」を取り付けます

「ニセモノの縁」と言ってもただのプラバンを細い扇状にカットした物ですけどね。このピンクに色付けした箇所です。

プラバンの幅は黄色の【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】のパーツの大きさに合わせています。厚みは0.8mmとしました。

非常に細かい拘りですが、0.5mm厚と0.3mm厚の2枚のプラバンを貼り合わせています。プレートが当たる部分の厚みを薄くしました。

湯煎して作った「横メカが付く壁」に、この「ニセモノの縁」上下2枚を接着した物がこれです。

コの字の切り込み部分と円周の縁の薄くした部分が、きっちりプレートにはまって固定されています。

船体上面を被せてみました。なかなかいい感じにESBファルコンと同じ円周の深さを再現する事ができました。

ただ、まだこれでは納得できません。

リアルに再現すればする程、余計にこの「ニセモノの縁」から飛び出した補強装甲プレートの厚みが気になります。

どうにかしてあの薄い補強装甲プレートの縁を再現したい。何処かにぶつけてパキッと折れて無くなってしまう程のあの薄い補強装甲プレートを。笑

つづく。