AT-AT 臀部の解析と創作 その2

私の住む街に向かって台風10号がゆっくりと近づいて来ています。

夕方外に出て黒い雲が流れて行くのを見ていたら、私の大好きなあの映画のラストシーンを思い出しました。皆さんご存知の『ターミネーター』です。

暗黒の未来がやって来る事を予感させるこのシーン。今見ても不安を煽られる素晴らしい名シーンです。ガソリンスタンドで少年が叫ぶ「嵐が来るよ」の言葉が今まさに現実になろうとしています。あ いや、暗黒の未来の話ではなく、台風の話です。

台風10号は大型で強い台風です。自分も含めて、皆さん何卒お気を付けください。

 

ところで、前回の記事では久しぶりにAT-ATの創作を書かせていただきました。あれは今まで少しずつ進めていた創作の過程を一つにまとめたものでした。

あの記事を書いた後にどうしても続きがしたくなって、この1週間はAT-ATのお尻全体の仕上げを目指してコツコツと創作をしていました。ですので今回もAT-ATです。よろしければお付き合いくださいませ。

 

私の言う「AT-ATのお尻全体」とはこの部分の事です。突然ですがここに付くパーツの解析を先に済ませておきます。

①【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】

②【タミヤ 1/35 西ドイツ レオパルド中戦車】

③【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】または【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー】

④【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】

⑤【タミヤ 1/12 タイレル フォードF-1】

⑥【タミヤ 1/35 ドイツ 4輪装甲偵察車 Sd.kfz222】

画像は【バンダイ 1/144 AT-AT】のパーツです。これの角面をスキャナーでPCに取り込み、その画像を297.193%拡大すると(細か‼︎ 笑)そのまま図面を書く際のベースになります。

いつもの様にIllustratorで書いた三面図をプリントアウトし、プラ板に貼り付けて切り出した物がこれです。シンプルな形をしているのでここまでは比較的簡単に出来ました。

ただこのベースの上部枠に①【ゲパルト】の車体の一部が付くのですが、これがなかなか手の掛かる作業でした。

このバースの傾斜角を図面で正確に割り出す自信がなかったので、角度がピッタリ決まるまで実際に少しずつ底辺をカットし続けて合わせていきました。

【ゲパルト】のパーツの傾斜角がやっと決まりましたので、このパーツにピッタリ合う様に両サイドの枠も取り付けました。これでお尻全体のベースが完成しました。ですのでここで恒例のサーフェイサー吹きです。笑

次は楽しいパーツ付けです。

それぞれのパーツはイエローのラインでカットします。【ゲパルト】のパーツの加工に比べたらどれも簡単な作業です。

次に⑤【タイレル フォードF-1】のパーツですが、今回の創作にはあまり関係がないのですが、以前このパーツのメッキ剥がしをした時の事を書きます。

①私はこのメッキがされたパーツがメラメラテカテカしていて嫌いなので、模型誌で読んだ方法でメッキ剥がしをしてみました。

②その方法は【キッチンハイター】にただ浸すだけだけなのですが、もう一瞬にして剥がれます。「剥がれる」と言うよりも「消えて無くなる」と言うのが正しいです。

③ただメッキがなくなったパーツが、もうメッキされている時よりも嫌いな状態になってしまいました。笑

④なので早速サーフェイサーを吹いてしまいましたが、だったら初めからメッキされたパーツにサーフェイサーを吹けば良かったのではと後で気付きました。笑

 

てことで今日はここまで。続きは明日書きます。(午前0時を過ぎていますので正確には今日ですが)

さて、台風10号はどうなっていることやら。おやすみなさい。