排気口ダクトの複製とマンダラの創作

相変わらずご無沙汰しています。久しぶりの投稿です。

1月末に仕事の用事で上京していました。その上京する為の準備もあり、前回の投稿後からまた忙しい日々を過ごしていました。

やっと仕事が一段落し、まとまった休みが取れましたので、久々に集中して投稿できればなと考えています。投稿するにはまずファルコンを創作する必要がありますから、創作しながら同時進行で記事を書いていきたいと思います。

 

まず今回の投稿タイトルにしています排気口ダクトの複製から。前回完成した排気口ダクトですがファルコンにはこれが6つ付きますので複製をする必要があります。

方法は昔ながらのシリコーンゴムによる両面取りです。

そう言えば、来月の「月刊モデルグラフィックス」はこの複製を特集するそうですね。その特集記事を読んでからの方がより効率の良い作業ができるのでしょうが1ヶ月も待ってられません。笑

手間は掛かりますがダクト部分と排気口のメッシュ部分は別々に型取りします。ですので画像ではメッシュ部分はプラ板に置き換えています。

前回の創作でこのパーツの隙間を綺麗に無くすことが出来ませんでした。

私が創作した物とは違い、ESBファルコンの排気口のメッシュの表面はフラットで、ダクトの内縁と綺麗に密着しています。ここに隙間があるとシリコーンゴムが流れ込んでしまい、型を抜く際にその型を壊してしまいます。

ですのでメッシュ部分だけ別に型取りし、複製後ダクトに取り付けることにします。

んー グリコのチョコビスケットに見えてしょうがない。笑

 

シリコーンゴムが硬化する間にマンダラの創作を始めます。先ずは【タミヤ 1/35 No.11 ドイツ Ⅲ号戦車】のアーマープレートをカットします。

ネットの画像で解析した結果、マンダラにはこの【Ⅲ号戦車】キット1つ分のプレートが効率良く使われています。カットラインと筋彫りの追加部分を図にしてみました。

実際にカットします。プレート全体がほぼ無駄なく使われている為、カットを失敗するとリカバリーが面倒なので慎重に正確にカットします。

と、その前に裏側の接着面をフラットにします。

片方のアーマープレートをカットしました。私は何度やってもこの筋彫りが上手くできません。多分使っている道具が悪いのでしょう。

この作業をもう片方のプレートにも行います。

カットできました。この様な位置と向きでマンダラに使われています。

さて、右端に余ったプレートの一部を置きましたが、この2つは何処かに使われてはいませんよね?

続く。

排気口ダクト 創作その3

ご無沙汰しています!

インフルエンザにでもかかったのかと心配していただいたりもしましたが私は元気です。

いや実は大変危険な状態ではありました。同じ事務所で働く仲間が次々にインフルエンザに倒れ、自分もいつ発症してもおかしくなかったのです。しかしここで寝込んでも仕事は待ってくれないと思い、気合いで何とかパンデミックを乗り切りました。笑

医学的根拠は何もありませんが、それほど忙しい毎日を過ごしていました。そしてやっと訪れた休日です。

今日中に排気口ダクトにけりを付けたいと考え、朝からずっと自室に籠っていました。パテや接着剤のシンナーの匂いが、ウイルスに負けずとも劣らない程の不健康な環境を作っていました。笑

 

さて、今日の1枚目の画像はこれです。

プラストラクトの0.8mm×2.0mmの長四角棒をサーフェイサーの蓋に巻き付け、鍋で湯煎しています。これでプラ棒のリングを作っているのです。

私は昔からこの湯煎加工を行っていますが、これは今でも有効は工作方法なのでしょうか?たまにモデルグラフィックス等を読むと新しい工具や工作方法が掲載されていて、自分が時代遅れな事をしていることがよくあります。と言うより、そもそも今は3Dプリントの時代でしたね。笑

湯煎で丸くなったプラ棒をサークルカッターで切り出したプラ板の外周に貼り付けてこの様な形の物を作りました。

正確に書きますとプラストラクトの0.8mm×2.0mmの長四角棒を切らしていたので0.8mm×1.0mmの物を2本を接着して使用しています。ですので見た印象がとても汚いですね。これを更にサークルカッターを使って中を切り抜きました。

そして前回までに作成していたパーツに接着します。これで一気に排気口ダクトらしい形になってきました。

これにプラ板を細切りにした四角い小さなパーツを貼っていきます。ネットの画像を見て大体の大きさや位置を決めました。

ESBファルコンの6つある排気口ダクトはどれもこの四角いパーツが同じなので、1つを創作した後に複製しているようです。私もその方法を取ります。いや当然ですね、この作業を6回繰り返す人なんていません。

 

そしてここで登場するのが以前のブログで書きました【ファインモールド 1/48 タイファイター】のソーラーパネルです!

自分で言うのもなんですが凄くいい感じです!サイズもピッタリです!

この縦に入った8本のスリットの位置を目印にして四角いパーツを貼り付けていきます。とても小さく繊細な作業なので老眼には堪えますねー。ハズキルーペを買おうといつも思うのですが、ついつい新しいキットの購入にお金を使ってしまいます。笑

 

で、やっと完成しました!

ILMスタッフが行ったであろう作業を再現したことで醸し出されてくるこの手作り感。笑 なかなかいい味が出ていると思うのですがいかがでしょうか。

ソーラーパネルをもう少しダクトの縁に密着するよう手を加え、その後複製をしていくつもりですが、その作業はまた次の機会にします。

お疲れ様でした。(自分で言っちゃう)笑

排気口ダクト 創作その2

悪戦苦闘しています。

前回の記事で専用のヤスリを作って整形(「成形」ではなく「整形」の方が意味が近い気がします)を進めていたのですが、これがどうにもうまくいかないのです。汗

ヤスリもいくつか追加しました。

私が拘っているのは(自分で勝手に拘っているだけですけど)この、テーパーの角度が変わるこのライン。

折角自分で作るのですからDeAGOファルコンのパーツにはないこのラインをどうしても表現したかったのです。

だのにどうしてもこのラインが綺麗に出てくれないのです。

その原因が、外周の上辺下辺それぞれが同心円になっていないからだと言うことは理解しているのです。前回プラ板をリンク状に切り出して重ねた際に微妙に中心がズレていたのでしょう。なんせ目測で貼り合わせただけですからね。

それでも整形を繰り返せばなんとかなるだろうと考えていました。しかしフリーハンドの限界を知った私は結局また旋盤に戻ることにしました。

「旋盤」よりも「ろくろ」と呼んだ方がしっくりきますね。

今回は切削ではなく紙ヤスリによる整形作業なので削りカスや掃除機の騒音の問題はありません。紙ヤスリに付けた水の飛沫だけは注意しましたけど。

但しこの方法でも問題の解決にはなりませんでした。冷静に考えれば、これでは表面は綺麗にはなりますが同心円のズレは直りませんよね。

で、最後に辿り着いた方法がこれです。

突貫作業で作ったこのゲージを見ていただくと私のヤケクソ感がどれだけのものだったか分かってもらえると思います。笑

でも、ちゃんとカッターの刃を貼り付けてゲージのエッジが擦り減らないようにしている所が偉いでしょ。

そしてこれが救世主になってくれました!

このゲージにタミヤパテを盛り付けて指でろくろを回転させることで、盛り付けと削り出しの作業が同時に行え、あっと言う間に出来てくれました。

「この方法に辿り着くまで長かったなー。そして辿り着いてからは早かったなー」と言うのが私の今の感想です。笑

で、私が拘ったこのラインも綺麗に出てくれました。

このくだりに何日も掛けて長く引っ張りまして申し訳ありませんでした。

どうか、今日のこの画像が前回の記事の最後の画像と全く違わないじゃないか!と言うツッコミはご遠慮ください。笑

 

ところでところで。

昨年末に購入ボタンをポチっと押した品々が、遥か太平洋を越えてやっと我が家に届きました。これらのキットの紹介もしたいと思っていますが、それはまた別の機会にします。

排気口ダクト 創作その1

新年を迎えて早半月が経とうとしています。皆さん、ご無沙汰していました。やっとフリーの休日ができました。

今回からマンダラの解析と創作をスタートさせようと考えていたのですが、自分の中で前から気になっている案件がありました。排気口ダクトの創作です。

これをまず完成させないと先に進めないように気がして、「次の休みにはこれを作るぞ!」と決めていました。

 

先に結論を書きますと、かなり手こずっています!

この記事ももっと早い時間に投稿しようと考えいたのですが、こんなに遅くなってしまいました。で、完成したのかと言うとまだ今日1日では完成しませんでした。仕方がないので今日の記事では途中経過を書きます。

そもそも記事タイトルに「その1」と書いている時点で完成していないのはバレバレですけど。笑

 

今日までにどの様な方法で排気口ダクトを創作するかをあれこれ考えていました。それは3Dプリンターでの出力やレーザーカッターを使用する等のデジタルな発想では全く無く、プラ板を重ねて作る積層法か、ペーパークラフトの様に展開図を引いて組み立てる方法か、はたまた旋盤による創作かなど超アナログな発想です。笑
因みに旋盤とはこれです。「旋盤」なんて偉そうに書いていますがただ単に小型扇風機をバラして作った簡単な物です。
手前にあるのは掃除機のノズルです。この方法の最大の難点は削る時に出る音と掃除機の音が半端無くうるさいことです。それと中心をドーナツの様に刳り抜こうと考えるとこの方法ではダメだと気付き早々に辞めてしまいました。

 

展開図を引いてもみましたが、これをプラ板で組み立てるとなると紙のように簡単には出来そうにないと気付きました。(早く気付けよ!)

裁縫の型紙の様にこの展開図をプリントアウトし、それをガイドにしてプラ板をカットしようと考えたのですが、この様な組み立て作業ではプラ板の厚みがネックになるんですよね。紙のように簡単に曲がってもくれないし。

で、落ち着いたのが積層法です。なかなか地味で手の掛かる作業なのですが複製する際にも形崩れしない強固な物が作れると判断しました。

 

以前引いた排気ダクトの図面から使用するプラ板の厚さや外周の直径を割り出し、1つ1つサークルカッターを使ってプラ板から切り出しました。あー指先が痛い。汗

これを重ねて排気ダクトのベースを作りました。正確に採寸したつもりでいましたが、こうして接写画像を見てみると明らかに不揃いで雑ですね。

これが手作業の限界です。但しILM スタッフがかつてSW 旧3部作で撮影モデルを製作していた当時も当然3Dプリンター等無かった訳で、今の私がやっていることあまり違いは無いでしょう。実際ネットの画像で見られるESBファルコンの排気口ダクトはかなりゆるい作りで、eBay等で見る3Dパーツ等は形が返って正確で整い過ぎている気がします。

とまぁ、長々と綺麗に作れない言い訳と正当性を書き綴るのは程々にして先に進みましょう。笑

 

このパーツの外周にタミヤパテを何回かに分けてスパチュラで盛り付けていきました。デコレーションケーキに生クリームを塗る様な要領です。

この場合はプリエステルパテを使うべきなのでしょうが、久しぶりに使おうと引き出しから取り出してみたら永年劣化でカチカチになっていました。笑

そしてこれが今回の創作のポイント。排気口ダクトのテーパー部分の形を整える為に作った専用のヤスリです。

この画像では何なのかよく分かりませんね。これをこの様にして形を整えていきます。側面に紙ヤスリを貼っています。

と!ここまではある程度考えていた通り順調に進んでいたのですが、ここから綺麗な面出しが出来ずに苦労しています。汗

このヤスリもこの後改良を重ね、パテを塗っては削り、サーフェイサーを吹いては削りの繰り返しです。

今日中に完成させて自慢気に画像をアップさせることを考えていたのですが諦めました。納得がいくまでこの作業をもう少し繰り返すつもりです。

ではまた。続く。

マンダラ 解析と創作その4

マンダラのパーツ解析と創作をすると予告してから随分日にちが経ちましたね。早く本腰を入れてスタートしないとそろそろ皆さんから『マンダラヤルヤル詐欺』と言われてしまいそうです。汗

ですのでここで少し「ちゃんと準備は進めてますよ」と言う証拠の画像をお見せしておきます。

これは「週刊ミレニアムファルコン」のパッケージを加工して作った簡単なパーツ収集トレーです。これに「週刊ミレニアムファルコン」の創刊号に付いていた平面図(スキャナーで一度取り込み色変換した後プリントアウトしています)を置き、その上から弱粘両面テープを貼ってパーツの付け外しが出来るようにしています。

このトレーに見つけたパーツをペタペタと貼っている時が堪らなく楽しい!(あっいや、大丈夫です。変なオジさんでは決してないですよ。)

 

他にもこんなにあります。普段は場所を取らない様に重ねています。

見た目が随分悪いトレーですが、いずれパーツの付け替え作業が進めば不要になって捨てるだけの物なのでお金を掛けずに作りました。見た目に反して中身はとても高価なものですよ。笑

 

さてさてそれでは次に、昨年末にコメントをいただいてましたこの四角いパーツについてお話します。

見れば見るほどただの四角ですね。笑

こんな特徴のない単純な形の物が逆に見つけ難いんですよね。ですのでせめてサイズだけでも把握しようと少し回りくどいことをしてみました。

この四角いパーツのすぐ横にある【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】の起動輪のサイズを測ります。尚、このパーツは外周にあった歯を全て切り落としています。

この起動輪のサイズを基に四角いパーツのサイズを測ってみました。

これで四角いパーツのサイズが分かりました。2つの画像でパーツの一辺のサイズが違いますが、これはあくまでおおよそのサイズですので気にしません。

それよりもこちらの方が気になります。ただの立方体だと思っていたら上面の形が僅かに台形になっています。ですがこれで逆にこのパーツに特徴が見つかりました。

それと海外のモデラーの方がフルスクラッチされている画像を見ると、このパーツの成形色が薄いグレーであることも分かりました。これはタミヤのウォーターラインシリーズのキットによくある色です。これらの特徴とサイズを考慮してパーツ探しをしてみました。

そして見つけたのがこのパーツです。

【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】のパーツ27と28です。サイズ形はぴったりです。そしてこのパーツには大きな凹みがありことが分かります。それでもう一度、別角度からの画像を探して確認してみました。

するとありました。凹みが。起動輪とフンクワーゲンのメッシュ枠の陰になってこの凹みに今まで気付きませんでした。

 

このパーツは私にとっても最後まで解析できていない物でしたので、これでスッキリしました。多分これでマンダラのパーツは全て分かったのかな?きっと。

ただ、解析が済んでもまだ手に入れることができていないパーツがいくつかあります。まぁそれを踏えまして、そろそろスタートいたします。今しばらくお待ちください。