こんにちは。ご無沙汰しています。
お盆ですね。
とは言っても私は今日はいつもの休日を過ごしています。コロナ渦で帰省を自粛した訳ではありません。悲しい哉、今実家に帰ってもそこで父と母に会うことが出来ないからです。
て事で、久しぶりにブログを書こうと思い立ちました。
と、ブログを書く事に若干消極的なのは、今抱えている仕事がとてもハードで、その為に疲弊した毎日を過ごしているからです。そう自分で分かっているのですから心配は要らないのですが。ただそのせいもあって前回の記事で偉そうに宣言した3Dプリンターはまだ買えずにいます。
ですが「Fusion 360」の習得は、自分で言うのもなんですが頑張っていました。「頑張っていた」と言うよりも現実逃避をする為にソフト習得に没頭していたと言うのが正直な所なのですが。笑
前回の記事の最後に書きましたAT-ATの脚部です。
「Fusion 360」の無料体験版の利用期限が30日間でしたので、その間にこいつをデータ化するのを目標としていたのですが、それは何とか達成する事が出来ました。これです。
この1ヶ月の間に自宅のPCに向き合えた休日は4日。その全てをこいつのモデリングに当てました。没頭し過ぎてその日の夜は必ずPCに向かって悪戦苦闘をしている夢を見ました。笑
厳密に言うとまだ本体円筒の側面にあるパネルラインは表現出来ていません。と言うのも私が持っているガイド本には残念ながらこのモールドを入れる方法が記載されていないからです。
でもまぁ自分で言うのも何ですが中々頑張ったと思いませんか? 笑 何しろ「Fusion 360」は初めて触るソフトで操作方法も全く知らなかったのですから。
そして私が特に頑張ったのはこの足の裏面です。
このモデリングの基にした【バンダイ 1/144 AT-AT】の足の裏面は実際はこの様になっています。
ですがこれは「帝国の逆襲」撮影時にクラッシュ用に製作されたAT-ATの大型モデルと、スノースピーダーを踏み潰すシーンに使われた足だけのモデルにあるディテールを再現したものです。
ですので、これよりも多少シンプルでカッコ良さには欠けるのですが、私が創作を進めているストップモーション用の中型モデルのディテールをモデリングしました。
休日の前半の2日は丸々この部分のモデリングに掛かってしまいました。
また、実際にこのデータを立体化する事を考え、それぞれのパーツをどう分割すべきかを考えながらモデリングを進めていましたので、それにも随分と時間が掛かってしまいました。
因みにこの脚部の内部構造に関しては、この画像に写っているパーツ群を参考にしてモデリングを行いました。
この脚部の上部に付くアーチ状のレール部分は、強度を考えると旋盤による金属の加工物であるのが望ましいのですが、ではその創作はどうすれば良いのか。一つひとつ考えると簡単には解決出来ない問題ばかりで悩ましい所です。まぁ考える事自体は凄く楽しいのですが。
今抱えている仕事もあともう少しで目処が付きますので、一段落ついて精神的に元気になれたなら、その時は3Dプリンターを手に入れて是非ともこのデータを立体化したいと考えています。
では。