左舷通路下部プレート 解析と創作

ご無沙汰しています。マンダラの創作から随分日にちが空いてしまいました。久しぶりの投稿です。

 

昨年末の投稿、「質問にお答えします。その4」の記事でお見せした創作途中の左舷通路下部のプレートです。このままの状態で長く止まっていました。

当時まだ見つけられずにいた最後の流用パーツが、アントマンさんからいただいた情報で判明しました。そしてマンダラを創作している間にそのキットを手に入れることも出来ました。それがこちらです。

【エアフィックス 1/72 ロッキード F-80C シューティングスター】

幸運にも「まんだらけ」の通信販売で非常に安価で手に入れることが出来ました。これでこのプレートの創作に必要なパーツが一通り揃いましたので、今日はこちらを仕上げます。

 

【シューティングスター】のパーツが使われているのは最後まで不明だったこの箇所です。こうやって並べて比較してみると案外DeAGOファルコンのままでも良いディテールをしていますね。

と、珍しく褒めていますが速攻削り落としてしまいました。笑

 

これで残りのパーツも取り付けることが出来、このプレートの創作を終わらせることが出来ました。ではパーツの解析をします。

①【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車

②【エッシー 1/35 SD. KFZ. 10/4】または【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】

③【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル戦車

④【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付

⑤【タミヤ 1/35 ドイツ ハノマーク兵員輸送車

⑥【エアフィックス 1/72 ロッキード F-80C シューティングスター】

⑦【タミヤ 1/35 ドイツⅣ号駆逐戦車ラング

⑧【タミヤ 1/35 ソビエト SU-122 襲撃砲戦車】その他ソビエトT34、SU戦車等

⑨【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー】

⑩【タミヤ 1/35 ドイツ 駆逐戦車ロンメル】

 

一見そんなにパーツが使用されていないシンプルなプレートのようですが、解析をしてみると沢山のキットが使用されていて驚きました。

①【ゲパルト】のパーツ2つをここに取り付けるには補強装甲プレートの幅が足りませんので、以前「搭乗ランプ基部 創作」の記事で書いたようにエバーグリーンの平棒等による付け足しの修正が必要です。

②【エッシー】のパーツ2つの成型色がそれぞれ違うのには特別な理由はありません。どちらかが【SD. KFZ. 10/4】で、もう片方が【デマーク D7】の物です。

④【カール】のパーツは正確に書き記しますと、丸いパーツは【カール】【レオポルド】両方にあるパーツですが(濃いグレーが【レオポルド】です)、歯の付いた帯状のパーツは【カール】だけの物です。このパーツはこの箇所以外にもESBファルコンには大量に使用されていますので、私が今回ここに取り付けているのは複製した物です。

 

⑤【ハノマーク】のパーツはあまりにもDeAGOファルコンのディテールと違い過ぎるため、これで正解なのかと不安になりましたが画像を並べて比較してみると確かにこのパーツのようです。

 

⑦【ラング】のパーツは2本並んだバーを2つに切り分けて使用されています。あいにくこの箇所にはキット2つ分のパーツが必要です。

 

最後になりますが、このプレートの両サイドにある2本の白いT字のレールは【プラストラクト TFS-2 T型鋼】です。

そしていつもの「締め」の儀式となっているサーフェイサー吹きをして完成です。笑

両側面の仕上げはまた別の機会にします。