脱出ポッドの創作 その13

先週の水曜日に、新しくオープンした『TOHOシネマズ ららぽーと福岡』の1番大きなスクリーンで『トップガン マーヴェリック』を鑑賞しました。いやーとんでもない『大満足映画』でした!!!

私が前作『トップガン』を観たのは大学1年の冬。今は無き「新宿プラザ劇場」だったと思います。青春のど真ん中で出会った、正に私の青春映画です。

その続編となる本作の、まさかのオープニングシーンには思わず笑いが出てしまいましたが、同時に一気に青春時代の日々が蘇って、その懐かしさに涙が出そうになりました。笑

本作は「ベタだけどもう一度あんなシーンが観たいんだ!」って言うオールドファンの気持ちをことごとく実現してくれています。映画を観ていて「楽しい!」と感じたのは久しぶりです。

そんなにも前作への愛に満ちた作品を作ってくれたのだから、せめてただ一つ。本当にただ一つ欲を言わせてもらえるなら、もう一度劇中でライチャス・ブラザーズの「ふられた気持ち」を聴かせてほしかったなー。笑 なんてね。

因みに『トップガン』を観た当時の若人の多くがそうした様に、私もアメ横の中田商会でこれを買いました。笑

この【ALPHA社製 MA-1 グランドクルー】は、我ながら驚くべきことにまだ現役で、今でも毎年冬になると来ています。笑笑

 

ではでは。今回は予告通り、パーツの複製作業について書きます。

今回私が複製したのはこのイエローで示した部分のパーツ達です。脱出ポッドの胴体にはこの様に同じディテールが3箇所リピートしてあります。

画像を見ていただくと分かるように、各ディテールはシンメトリーになっています。ですので同じパーツが2個向き合って配置されていたら、トータル6個必要となり、当然1つのキットにあるパーツでは数が足りないってことになる訳です。

ILMスタッフの様に大量のキットを買い占める訳にはいきませんので、ここは頑張って複製しました。まずは『脱出ポッドの創作 その11』の記事と内容が重複しますが、【amt 1/25 フルハーフ タンカートレーラー】のパーツから書きます。

これらのパーツは「両面取り」にしました。グリーンに見えるのは油粘土です。この画像にないパーツは別に「片面取り」しています。

「両面取り」で大事なのはこのバリをいかに薄く少なくすることなのですが、まぁこれは自分では合格ラインだと思っています。

バリと不要な部分をカットしました。この作業も3箇所分となると中々時間が掛かりました。

複製の際に出来たパーティングラインは綺麗に落として、パーツに元からあるパーティングラインは残すと言う超面倒な作業を真面目に行いましたから。笑

 

次はこの三角形のパーツです。

これは【レベル 1/32 F-4J ファントム】の水平尾翼です。正確に書けばILMスタッフが使ったと思われるのは【F-4E ファントム】なのでしょうが、このパーツはどちらのキットにも共通にある同じ物です。このキットについては『脱出ポッドの創作 その9』に詳しく書いています。

上の【amt タンカートレーラー】のパーツでもそうなのですが、私はカットが必要なパーツでも、まずはカットする前のオリジナルの状態で、出来るだけ複製する様にしています。1つしかない貴重なパーツをカットする際に失敗するのが怖いからです。

まるで3枚におろしたアジの様です。笑

 

次のパーツはこれです。

これは【タミヤ 1/35 キューベルワーゲン】のボディの一部です。もちろん現在販売されているミリタリーミニチュアシリーズNO.213の物ではなく、旧版のNO.6のキットです。

このキットは以前【タミヤ 1/35 シュビムワーゲン】とセットで購入しました。その時私はDeAGOファルコンの創作をしていて、これらのキットがファルコンには使われていないと知ってはいたのですが、とても安価で見つけたので衝動買いしたのを覚えています。それぞれ700円でした。

このキットパーツが今になってやっと日の目を見ました。因みに【シュビムワーゲン】も、いくつかのパーツがタイ・ファイターに使われていると後で知りました。

こちらも使われている部分は少しなのですが、サイドボディ全体を複製しました。自分で言うのも何ですが、複製するのが最近すごく上手になっています。笑

 

てことで複製作業はまだまだ続くのですが、あまりにの長文になってしまいましたので(『トップガン』について熱く語り過ぎましたね。笑)今日は一旦ここで終わりにします。

この続きは近日アップいたします。ではまた。