排気口ダクト 創作その1

新年を迎えて早半月が経とうとしています。皆さん、ご無沙汰していました。やっとフリーの休日ができました。

今回からマンダラの解析と創作をスタートさせようと考えていたのですが、自分の中で前から気になっている案件がありました。排気口ダクトの創作です。

これをまず完成させないと先に進めないように気がして、「次の休みにはこれを作るぞ!」と決めていました。

 

先に結論を書きますと、かなり手こずっています!

この記事ももっと早い時間に投稿しようと考えいたのですが、こんなに遅くなってしまいました。で、完成したのかと言うとまだ今日1日では完成しませんでした。仕方がないので今日の記事では途中経過を書きます。

そもそも記事タイトルに「その1」と書いている時点で完成していないのはバレバレですけど。笑

 

今日までにどの様な方法で排気口ダクトを創作するかをあれこれ考えていました。それは3Dプリンターでの出力やレーザーカッターを使用する等のデジタルな発想では全く無く、プラ板を重ねて作る積層法か、ペーパークラフトの様に展開図を引いて組み立てる方法か、はたまた旋盤による創作かなど超アナログな発想です。笑
因みに旋盤とはこれです。「旋盤」なんて偉そうに書いていますがただ単に小型扇風機をバラして作った簡単な物です。
手前にあるのは掃除機のノズルです。この方法の最大の難点は削る時に出る音と掃除機の音が半端無くうるさいことです。それと中心をドーナツの様に刳り抜こうと考えるとこの方法ではダメだと気付き早々に辞めてしまいました。

 

展開図を引いてもみましたが、これをプラ板で組み立てるとなると紙のように簡単には出来そうにないと気付きました。(早く気付けよ!)

裁縫の型紙の様にこの展開図をプリントアウトし、それをガイドにしてプラ板をカットしようと考えたのですが、この様な組み立て作業ではプラ板の厚みがネックになるんですよね。紙のように簡単に曲がってもくれないし。

で、落ち着いたのが積層法です。なかなか地味で手の掛かる作業なのですが複製する際にも形崩れしない強固な物が作れると判断しました。

 

以前引いた排気ダクトの図面から使用するプラ板の厚さや外周の直径を割り出し、1つ1つサークルカッターを使ってプラ板から切り出しました。あー指先が痛い。汗

これを重ねて排気ダクトのベースを作りました。正確に採寸したつもりでいましたが、こうして接写画像を見てみると明らかに不揃いで雑ですね。

これが手作業の限界です。但しILM スタッフがかつてSW 旧3部作で撮影モデルを製作していた当時も当然3Dプリンター等無かった訳で、今の私がやっていることあまり違いは無いでしょう。実際ネットの画像で見られるESBファルコンの排気口ダクトはかなりゆるい作りで、eBay等で見る3Dパーツ等は形が返って正確で整い過ぎている気がします。

とまぁ、長々と綺麗に作れない言い訳と正当性を書き綴るのは程々にして先に進みましょう。笑

 

このパーツの外周にタミヤパテを何回かに分けてスパチュラで盛り付けていきました。デコレーションケーキに生クリームを塗る様な要領です。

この場合はプリエステルパテを使うべきなのでしょうが、久しぶりに使おうと引き出しから取り出してみたら永年劣化でカチカチになっていました。笑

そしてこれが今回の創作のポイント。排気口ダクトのテーパー部分の形を整える為に作った専用のヤスリです。

この画像では何なのかよく分かりませんね。これをこの様にして形を整えていきます。側面に紙ヤスリを貼っています。

と!ここまではある程度考えていた通り順調に進んでいたのですが、ここから綺麗な面出しが出来ずに苦労しています。汗

このヤスリもこの後改良を重ね、パテを塗っては削り、サーフェイサーを吹いては削りの繰り返しです。

今日中に完成させて自慢気に画像をアップさせることを考えていたのですが諦めました。納得がいくまでこの作業をもう少し繰り返すつもりです。

ではまた。続く。