AT-AT パーツ解析リスト その1

前回の記事の最後で予告した通り、今回からAT-ATに流用されているパーツの解析リストを投稿していきます。

とは言っても、前回の記事にも書きましたが、まだ解明出来ていないパーツも沢山あります。それでも敢えて自分が知っているだけのパーツリストを配信することで、不明のパーツを知ってられる方々から、逆にそのパーツについて教えていただけないかなと。そんなズルいことも考えています。笑

そしてそんな思いが、前回の投稿に対する皆さんからのコメントで叶いました。本当に沢山のご意見をいただき、検証を重ねていく時間が、私にはこの上ない喜びでした。

コメントをくださった皆さん。本当にありがとうございました!今後とも何卒よろしくお願いいたします。もみもみ(手を揉んでいます。笑)

 

さてさて、これから解析リストを投稿する際に自分なりに決めたルールとして、ネットにある画像と、パーツの再現が素晴らしい【バンダイ 1/144 AT-AT】のキットの画像を併せて掲載します。そして実際のキットのパーツも載せていこうと思っています。

また、実はこのAT-ATのパーツリスト投稿は海外の方からも要望があったのですが、パーツ名の記載は日本語のみとさせていただきます。(面倒なので。笑)海外の方にはこの記事にある文字データを翻訳していただければと思っています。

そして勿論私のブログですから、パーツのキット名をただ箇条書きに掲載するだけでなく、多少のうんちくを挟み込んでいきます。笑

 

ではでは、前置きは以上にして早速(早速じゃないか)パーツの解析をしていきます。

最初に解析するのは勝手な思い付きで決めましたが、胴体下部に付く「後方ドライブモーター」からにします。

①「ドライブモーター」の本体【エアフィックス 1/24 シーハリアー FRS.1】

②【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】

こうして画像を並べて見ると【バンダイ 1/144 AT-AT】のパーツの再現度の高さがよく分かります。

③【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】または【M3A2 パーソナルキャリヤー】

④【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】

ただそんな【バンダイ 1/144 AT-AT】にも、パーツが省略されている箇所があります。一番上の画像のブルーとオレンジのラインで囲んだ箇所です。この上の画像は書籍『スター・ウォーズ・クロニクル』のものですが、ここには省略されているパーツが写っています。

また、この画像を見ると④のパーツの下に何か別のパーツがあるようにも見えますが、これは解明出来ていません。

⑤【タミヤ 1/35 アメリカ M551 シェリダン空挺戦車】

また、複数作られたAT-ATのモデルには個体差があり、モデルによって細部のディテールが異なる場合があるようです。ネットで見つけたモデルには③のパーツではなく、違うパーツ⑤が貼付されています。

⑥【タミヤ 1/35 アメリカ M577 コマンドポスト】または【M113ACAV バトルワゴン】など

⑦【エアフィックス 1/24 ユンカース Ju87B スツーカ】

⑧【エアフィックス 1/144 アポロ サターンV】

「ドライブモーター」本体の左右に付くパーツは、これまで同じ物だと思い込んでいたのですが、実際は②⑥の違うパーツでした。

AT-ATの胴体下部には【アポロ サターンV】のパーツが使われています。と言うよりも、AT-ATの胴体下部は、ほぼこの【アポロ サターンV】と【シーハリアー】によって構成されています。その際【アポロ サターンV】はピンクのラインでカットされて使われています。

そしてこのイエローで色付けした箇所が【シーハリアー】の端に付いています。

②【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】

書籍『スター・オォーズ・クロニクル』の画像を見ていただくと、【シーハリアー】のパーツを胴体に固定するための長いボルトが、丁度このパーツに突き刺さっていますね。

 

かなりの長文になってきましたが、もう少し頑張ります。

「後方ドライブモーター」で、私が今のところ把握しているだけで9種類ものキットのパーツが使われています。これがその最後のパーツです。

⑨【タミヤ 1/35 イギリス戦車 チーフテンMk.5】

この車体にあるイエローラインで囲んだ箇所。【チーフテンMk.5】のエンジングリルです。

このグリルのラインで記した箇所が使われています。何なのでしょうね、この何とも言えない微妙と言うか中途半端な位置は。笑 あまり目立つ箇所ではないので、深く考えもしないでパパッとカットして使っちゃったって感じでしょうか。

 

以上。てことで、これが今回のリストに挙げた実際のパーツ達です。

ほとんど見えない箇所に【スツーカ】のパーツが使われていたり、【シーハリアー】のエンジンパーツがAT-ATにはもう1つ必要だったり。何しろコストパフォーマンスが高くて仕方がないです。笑 まぁAT-ATに限ったことではないのですけれど。

次にどの箇所の解析をするかはまだ決めていませんが、次回はいよいよ200回目の投稿となります!

では。

追記:今回解析したAT-ATの部位を「棒状核燃料タンク」と書き称しましたが、どうやらそれは間違いで、「ドライブモーター」が正しいようです。とは言っても架空世界の設定ではあるのですけれどもね。

てことで、本記事の表記を修正いたします。因みにこの「ドライブモーター」は前後脚に2つありますので「後方ドライブモーター」とします。