私が所持しているのは今は無きエアブラシブランドの【オリンポスHP-100B】です。購入してからゆうに35年以上は経っています。
とは言え今回本当に久しぶりに(10年ぶり?)使うので、最悪新しいエアブラシに買い換えなくてはいけないかとも考えました。ところが全く問題ありませんでした。さすがオリンポス!
ノズルのサイズは0.2mmです。カップの大きさからも分かる通り、そんなに大きな物を塗装するタイプのエアブラシではありません。ですがこれで十分です。脱出ポッドみたいなデカい物もこのエアブラシ1本で十分塗装できました。
と偉そうな書き出しではありますが、正直私にはそんなに塗装に関するスキルがありません。経験値が圧倒的に足りていないのです。
以前にAT-STを創作した時もそうだったのですが、塗装を始める時はちゃんと重ね塗りのセオリーを守ろうと考えているのです。つまりボディの基本色はラッカー系塗料、塗り重ねにはアクリル系塗料、そしてウェザリングはエナメル系塗料を使う。ですが必ず途中でそのルールが崩壊してしまうのです。笑
そして今回の脱出ポッドの塗装もそうです。
ウェザリングの仕上がりが強すぎたと感じたら、その上から平気でラッカー系の基本色をエアブラシで吹いちゃったり。更にその上から再度ウェザリングしたりと、もうメチャクチャです。笑
でも今回、そんなカオスな状態の中で重宝している物があります。【Mr.ウェザリングカラー】です。AT-STを創作した時はまだこんな便利な物は世に存在してませんでしたよ。
今回の塗装はほぼこの4色で全てを賄っています。但し使用方法のマニュアルなどを読んだりなんてことはしていませんので、ちゃんと正しく使いこなしているのかは分かりませんが。笑
機体の基本色をエアブラシで塗り分けた後に【Mr.ウェザリングカラー】によるウェザリングを手塗りで行いました。まだ自信がないせいで薄っすらとしか色が乗っていません。
そう言えば、なぜ機体をこのように横倒しにしているかの説明をしていませんでした。
今回のこの脱出ポッドは、新しく作成するトップ画像に登場させるために創作しているのですが、その際のポッドのアングルをこうしようと決めているからなのです。なので実はこのアングルから見える箇所しか塗装していません。見えていない背面は黒塗装のままです。笑 前に「完成度70%」と書いた理由はこれです。
そして更に塗り重ねたのがこれです。横に寝かせた状態では塗装が難しいので立てました。
もはや塗装作業がカオスで、いつもの綺麗に撮影しようとする気持ちがなくなっています。笑
それからここで一つお断りをしておきます。
今回塗装の過程の画像を載せていますが、正確な「色」が写らないもどかしさを強く感じています。以前iPhoneで撮った月の写真を載せましたが、自動補正の機能が優れているせいで逆にリアルな「色」が出ていません。
そして更に更に塗り重ねたのがこれです。
スラスターを机にぶつけて外してしまったのですが、付け直す心の余裕すら無くなっています。笑 それから恥ずかしいことに、机に敷いたグリーンのマットの影響でポッドの機体の色が青く見えることに今更ながら気づきました。
てか、なぜ今まで気づかなかったのか!?笑
て事で、続く。
お世話さまです。
色味が青っぽい件、前回の記事のコメントで漏れてしまいましたが、iPhoneのカメラのホワイト・バランスが撮影環境に合っていないのではないかと思います。恐らく、グリーンのマットは無罪だと思います。
機体が横倒しなのは、塗装ブースと合わせていたのだと思っていました。見えるところだけ塗装していたとは想像すらできませんでした。
これ、SWモデリングですね。
オリンポスの.2mmなんて、エンスージアストですね。とてもプロっぽい機材だと思いますよ。
自分も1987年に購入したトリガー式のPC-102B(.3mm)を、頻度は減りましたが現役で使用しています(現在の主力はクレオスのPS-269です)。
無駄に画像をアップロードしてしまいました。すみません。
それでは!!
こんにちは ymmt3bikeさん。
iPhoneのホワイトバランスに関してはネットで調べてみましたがよく分かりませんでした。笑
脱出ポッドの本体がテーパーになっているので、本体の下半分が机のグリーンを映して青く見えていました。
これは上に白い大判用紙を敷くことで解決しました。
添付画像の後方のタイ・ボマーが目に留まりました。笑
タイ・ボマーのその後の創作は進んでらっしゃいますか?