スター・デストロイヤーのパーツ解析 その14 & 『エイリアン:ロムルス』を観てきました

先日9月10日、現地時間9日の朝にダース・ベイダーの声を担当されていたジェームズ・アール・ジョーンズさんが、ニューヨークの自宅で亡くなられました。

旧3部作でダース・ベイダーを演じられていたデヴィッド・プラウズさんも2020年11月28日に亡くなられています。

ダース・ベイダーの誕生は1977年。当時、私も含む多くの人達に強烈なインパクトを与えたこのキャラクターを作り上げたのは、ジョージ・ルーカスとILMスタッフと、そしてひとえに二人の存在があったからに他ならないと思います。

お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

画像は雑誌『CUT』の2006年1月号です。表紙のダース・ベイダーのビジュアルと「追悼」の文字が印象に残ったので、アートフレームに入れて私の部屋に飾ってあります。

 

さてさて話は変わって、今回は艦橋の左舷側面のパーツ解析をします。

前回の左舷側面とは比較にならないほどのパーツの少なさ!笑

1.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト・グナイゼナウ】

2.【タミヤ 1/35 ドイツⅣ対空戦車 メーベルワーゲン】

3.【タミヤ 1/700 アメリカ航空母艦 エンタープライズ】

4.【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル】

ベースを成している【ヌーベルワーゲン】のパーツは右舷側面と全く同じです。そしてその上に【チャーチルクロコダイル】のパーツがあるのも同じです。

ですがよく見ると一つ違う点があります。右舷側面では【チャーチルクロコダイル】のパーツの厚みを半分にカットして取り付けられていました。ですが左舷側面では【ヌーベルワーゲン】の方をカットして、そしてそこに加工されていない【チャーチルクロコダイル】のパーツがそのまま嵌め込まれています。

結果的には同じ仕上がりに見えますが、実は全く違う手法が用いられているのです。つまり右と左の側面では、制作を担当したのがそれぞれ別のILMスタッフだったのだろうと想像できます。

 

それから3の【エンタープライズ】のパーツは、【ホーネット】にもほぼ同じ形状のパーツがあって間違えてしまいそうですが、画像のように右端の形状が僅かに違います。実は私は最初、その違いに気付かずに【ホーネット】のパーツを取り付けていました。笑

そしてこの右端にある2本の突起ですが、ネットで見ることができるエキシビションに展示されているモデルにはこの突起はありません。カットされているのでしょう。

と思いきや、完成して間もないモデルの画像にはこの突起がちゃんと写っています。

つまりこの突起は、2本共見事に折れて無くなってしまったのでしょう。笑 てことで、左舷側面のパーツ解析と創作についてはこれで終わりです。

 

話はまたまたゴロッと変わって、映画『エイリアン:ロムルス』を観てきました!

久しぶりの「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」です。お決まりのワンショット。

ここからは私の感想・ネタバレを書かせていただきますので、まだ観ていない方、観に行こうと考えてられる方は読まない方がよろしいかと思います。

 

今回の作品の私の感想を一言で表すなら「期待外れ」です。いや、期待し過ぎた自分が悪いんです。何せ先週の金曜日、公開初日の初回上映をIMAXで鑑賞したのですから。気合の入れ過ぎです。笑

いやでも実は、前から期待する反面不安に思う要素もあったのは事実です。

予告編を見ていると、宇宙ステーションの閉塞的な空間でフェイスハガーが次々に襲いかかってくるシーンが何度も流れていました。でもこれって、もう何度も見てきたシーンですよね。悪い言い方をすると正直見飽きたシーンです。

でも、先に公開された海外での評価がとても高いようなので、自分で勝手に「クライマックスに何か凄いどんでん返しが用意されているに違いない!」なんて想像をしてしまっていたのです。

しかし結果は、最後までエイリアンが主人公に襲ってくるシーンだけでした。

てことで、これはあくまでも期待し過ぎた私の個人的な感想です。私は一言も「面白く無かった」なんてことは言ってませんからね。笑 ハラハラドキドキの2時間でしたー。笑

ではまた。