スター・デストロイヤーには「タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ」の戦艦のパーツが多数流用されていますが、その中によく似た主砲の砲身パーツがあって、見分けるのがとても難しいです。それが実に悩ましいのです。
なので自分の確認用のためにこんな画像を用意しました。
この比較画像を見て、出来る限り間違いのない解析をしようと考えています。
てことで前回の続きです。
1.【タミヤ 1/700 アメリカ航空母艦 エンタープライズ・ホーネット】
2.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト・グナイゼナウ】
3.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】
4.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 グナイゼナウ】
5.【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦 ネルソン・ ロドネイ】
6.【タミヤ 1/700 日本航空母艦 信濃(旧版)・日本戦艦 大和(旧版)】
7.【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 阿賀野・矢矧など】
8.【タミヤ 1/700 イギリス戦艦 プリンス オブ ウェールズ・ キングジョージ五世】
9.【タミヤ 1/700 イギリス巡洋戦艦 フッド】
10.【タミヤ 1/700 日本航空母艦 大鳳】
パーツが密集し過ぎていて訳が分からなくなっていますね。笑 お手数ですが画像を拡大してご覧ください。
この画像の中で1つ気になるパーツがあります。改めて拡大した画像を添付します。
上の画像で記した7の【 阿賀野・矢矧など】の三連装機銃のパーツですが、何か違和感がありませんか? ここには【信濃・大和など】の三連装機銃のパーツが並ぶのが自然だと思うのですが。
それでこれは後付けされたパーツなのだろうと考えたのですが、そうではありませんでした。1995年に出版された書籍『スター・ウォーズ・クロニクル』に、完成して間もない時に撮られたと思われるスター・デストロイヤーの撮影用モデルの写真があります。
この写真のネック部分を拡大してみると
もう既に【 阿賀野・矢矧など】の三連装機銃のパーツが付いているのが分かります。なぜこのパーツをここに付けたのか? なんだかモヤっとします。笑
因みに、この『クロニクル』のスター・デストロイヤーの艦橋の写真は、他にも色々と貴重なパーツを見つけることができますので、今後もこの写真はブログで紹介すると思います。
ネックの左側面の残りのパーツです。
1.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】
2.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】
3.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト・グナイゼナウ】
4.【タミヤ 1/700 イギリス戦艦 ロドネイ】
キリがいいので今回はここまで。次回はネックの右側面のパーツを解析します。
ではまた。
お世話さまです。
油断してました。更新が早かったですね!?
阿賀野型の三連装機銃は謎ですね。
理由は、1)大和の部品が枯渇した
2)阿賀野型の部品形状にビビッときた
3)リズムに変化をつけた
4)その他 でしょうか?
部品枯渇が理由なら、隼鷹か大鳳の部品を使うのが自然だと思いますが、ILMスタッフのセンスは非凡だったということでしょうか?
どのような理由でも部品解析のハードルを上げてくれてますね。でも、苦しくても楽しい。厄介ですね。
それでは !!
こんにちは ymmt3bikeさん。
今回の記事は、実は前回の記事と一緒に通しで書いたのですが、あまりにも長くなってしまったので2つに分けて投稿したのでした。笑
ILMのパーツの流用の仕方にはある程度法則がありまして、1つのキットのパーツが同じ箇所に連続して取り付けられていることが多くあります。
ただ今回の記事のように、突然その横に全く違うのキットパーツが取り付けられていたりすることもありまして。
そうするともう「このパーツ何!?」となって、見つけるのにすごく時間がかかったりすることがあります。
今回の三連装機銃の理由はきっと 4)その他 だと思いますよ。
ILMのスタッフ曰く、「何も考えずに取り付けました。理由は自分でも分かりません!」ですよきっと。笑