トップの画像がやっと変わりました。と、わざわざ告知しないと違いに誰も気付いてくれませんよね。笑 今回からマンディブルの下面の穴メカを解析していこうと考えています。
そこで私はこれから記事を書く上で1つのルールを考えました。ルールなんて言葉は大げさですが、私のブログではファルコン船体の下面の画像を掲載する際は上下を逆にする事にします。
DeAGOファルコンのパーツの付け替えやその他の工作を行う際、きっと皆さんは(私もですが)ファルコンの船体を上下裏返しにして作業をしますよね。その時目に入る状態(見える光景)を基準にしようと思うからです。なので時にはネットで見慣れた画像が上下逆になっている場合があるかもしれませんが、どうかご理解くださいませ。
と、まぁ相変わらず長い前書きで申し訳ありません。本題に入ります。今回はE穴の解析です。
①【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】
②【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】
④【エアフィックス 1/76 (1/72)スコーピオン タンク】
⑤【タミヤ 1/700 戦艦 大和(旧版)】
⑥【タミヤ 1/35 ドイツ Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン】または【タミヤ 1/35 ドイツ 4輪装甲偵察車 Sd.kfz222】
⑧【ハセガワ 1/450 空母 赤城】
まず上の画像のピンクで囲った箇所に何か細いラインが見えますが、残念ながらこれが何なのか解明出来ていません。DeAGOファルコンではこのディテール自体が再現されていません。
そもそもDeAGOファルコンのマンディブル下面の穴の再現度は上面に比べ格段に低いので、DeAGOのE穴を見ていても本物のパーツを見つけることは出来ません。
オレンジで囲ったパーツ等も実際の物とは全く形が違っています。DeAGOのパーツを見ていると実際にこんな形のパーツがあるのだろうと勘違いしてしまいます。
右に並べたパーツは上下の丸い物が【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル戦車】で、真ん中の歯がある物が【エアフィックス 1/76 (1/72)シャーマン】です。ピンクで囲った箇所を見ると正にこれらのキットのパーツに見えますがこれは間違いです。大きさから違います。
正解は上で既述した【エアフィックス 1/76 (1/72)スコーピオン タンク】です。
但し上下の丸いパーツは元々は真ん中のパーツと同じドライブスプロケットですが、歯を綺麗に切り落として円状に整形されています。
またいつものようにILMスタッフによる細やかな加工がされているのですが、このパーツの加工は案外簡単です。パーツを裏返しにしてはみ出た歯の部分を切り落とすだけです。
次に、この「も」の形をしたパーツに関しては今までに何度も記事に書いてきました。タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズの【 阿賀野 】と【フッド】にそれぞれあるパーツです。
これらのキットのパーツは形がとてもよく似ていて見分けが付かないと書いてきましたが、目を凝らしてよく見るとハッキリとした違いがありました。
右の画像のパーツは左が【阿賀野】、右が【フッド】です。これらの細くカーブした部分をカットした場合その断面は【阿賀野】は四角、【フッド】は丸い形状をしていることが分かります。左のESBファルコンの画像を見ると、このパーツは明らかに丸みがありますので【フッド】だと判断できます。
因みにこの断面の形で判断すると、既に紹介したA穴とB穴にあるこのパーツはどちらも【阿賀野】だと分かりますね。
あっ最後にもう1つ。
上から3番目の画像、解析したパーツを並べた画像に①【信濃】のパーツが2つありますよね。もう1つはここにあります。