フォルム検証 船体円周の奥行き問題

ご無沙汰しています。

ここ最近はDeAGOファルコンの組み立てをせっせとやっています。

当初の私の考えは、ファルコンのフォルム自体には手を加えず、パーツの付け替えやディテールをより本物に近い形にする事でした。

しかし各箇所の創作を進めていく過程で、このファルコンのフォルムに関していろんな問題点が見えてきました。

船体の円周部分の奥行きが足りないことは多くのモデラーの方が既に指摘されていますし、私自身もマンディブルの厚みが2mm足りない事を偉そうに宣言しました。笑

このブログを書き始めた頃はまだ全てのパーツが揃っていなかった事もあって、部分的な修正ばかりを続けて来ましたが、いざ船体全体を組み立てた時に大掛かりなやり直し作業が発生するのではないかと思い始めたのです。

木ばかりを見ていないで森を見なくては。かな?

 

ではDeAGOファルコンを組み立てる際にまず初めに課題になった事は、先にも書いたように円周部分の奥行きの修正です。その為にはファルコンの船体全体を支えるこの外殻フレームの使用をあきらめなくてはいけません。

そこでここはtaraさんや他の方々のアイデアをいただいて、私も船体を中心から支える大黒柱として塩ビ管を使用する事にしました。

で、早速近くのホームセンターに下見に行きました。

そうすると色んなサイズや形の物がありました。どれも見るからに頑丈で、加工するにはかなり手が掛かりそうな物ばかりです。笑

そこで一番理想のサイズに近くて安価な、左から2番目の塩ビ管を購入する事にしました。

下見のつもりでしたので正確なサイズを把握していなかった為、「もしかしたら無駄な買い物になるかも」と言う気持ちはありましたが、145円ならまぁショックは小さいと考えたのです。笑

購入後自宅で改めてサイズを測った結果僅かに小さかったのですが、船体の厚みを検証しながら少しずつ大きくしていく事にしました。

そしてこれが大きくした塩ビ管です。

白い部分は1.5mm厚と2mm厚のプラバンをリング状にカットし、それぞれにタミヤセメントを大量に塗りつけ、万力を使って密着させ物です。こうするとプラバンとは言えかなり頑丈な物が出来ます。今後の創作でこのプラバン部分が割れる程の負荷が掛かる事は無いだろうと考えています。

現時点ではこのサイズとしていますが、今後ファルコンの船体の検証と修正を重ねる過程で変更するかも知れません。

飛行機のリブのように穴を開けて軽量化しようと考えていますが、それはまだ後の作業でいいでしょう。

取り敢えずこの塩ビ管に船体の上面を乗せてみました。

中々いい感じです。大黒柱らしくガッチリしています。

でもやっぱりデカい! 作業机いっぱいいっぱいです。笑

つづく。