排気口ダクトの複製とマンダラの創作 その2

片面のシリコーンゴムが硬化しました。

画像の真ん中にある丸い物は、排気口のメッシュ部分に代わりに付けていたプラ板です。これを外し、もう片面の型の作成に入ります。

枠にはめたシリコーンゴムの表面に離型剤を塗って、ここにもう一度シリコーンゴムを流し込みます。

 

さて、またまたシリコーンゴムが硬化するまで時間が掛かりますので、その間にマンダラの創作を進めます。次は【エアフィックス 1/76 パンター】のカットをします。

このキット。手に入りにくいキットだと考え当初1つを手に入れて複製するつもりでいたのですが、幸運にも幾つかの模型屋さんを廻って新品を3つ購入することができました。定価800円程のキットですのでこれを3つ購入してもタミヤの1/35スケールのキット1つ分程の出費です。今回の複製作業の様に掛かる時間と手間を考えれば安いものです。

とは言え大事なキットですので失敗のない様に加工の段取りを事前にしっかり立てました。前回の記事の【タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車】のアーマープレートと同様にカットするラインを作図しました。

この図から円の中心位置を見つけ、サークルカッターでキットにアタリのラインを入れました。サークルカッターは使用するベースがしっかり安定していないとカットラインがズレて失敗する確率が高いので、今回はラインを入れるだけにして手作業でカットしていきます。

その前にパンサーの本体がフラットになる様にサイドをカットします。カットする高さは本体の後方にあるフックの鼻先が接地面に触れるか触れないか位です。

厚さ0.8mmのプラ板をスペーサーとして本体の下に挟んでヤスリ掛けしました。こうすると削る厚さが均等になることと削り過ぎ防止になります。

作業途中の画像って見た目が汚いですね。

カットできました。取り敢えず今日はこの1組みだけにしておきます。残りの2つも同じ作業工程です。

因みにDeAGOファルコンのパーツと並べて比較してみると、このパーツに限って言えばなかなか良質のディテールをしていますね。

まぁでも付け替えますけど。笑

 

と、ここまでの創作を記事にまとめている間に排気口ダクトのシリコーン型が完成しました!

次はレジンキャストを使っての複製作業完結篇です。私はこの作業に失敗して1からやり直した経験が何度もあります。笑

続く。