船体下面の創作とパーツ解析 その6

皆さんはGWをどの様にお過ごしになられましたか?

私は遅ればせながら皆さんと入れ替わりに休みをいただいております。アクティブに動き回るのは明日にして、今日は取り敢えずのんびりとファルコンいじりをしています。

 

さて、前回の投稿で予告した通り、今回はランディングギア収納ボックスの中央にあるパーツの解析をします。結論から先に書きますね。この箇所に使われているパーツは次の通りです。

①【エアフィックス 1/76(1/72)スコーピオン タンク】

②【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】

③【タミヤ 1/700 イギリス 巡洋戦艦 フッド】

④【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】または【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー】

⑤【エアフィックス 1/76(1/72)ドイツ 8輪装甲車 Sd.Kfz.234】

⑥【タミヤ 1/12 タイレルP34 シックスホイーラー】

⑦【タミヤ 1/700 航空母艦 信濃(旧版)】または【タミヤ 1/700 戦艦 大和(旧版)

⑧【タミヤ 1/700 イギリス 戦艦キングジョージ五世】

⑨【タミヤ 1/700 日本軽巡洋艦 阿賀野】

?マークのパーツは不明です。私には四角くカットしたプラ板にしか見えません。笑

私がこの結論に辿り着くまでには予想外に時間が掛かってしまいました。今回のブログはそうなった理由を細かくネチネチと書きます。笑

 

ここにはイギリス戦艦のパーツが複数使われています。上から順にアルファベットを付けました。

まずAとCのパーツは【フッド】固有のパーツですので、この2つは【フッド】で確定です。ただし他のパーツは複数のキットに共通してある為に今回大いに悩まされました。

そこで自分自身の頭を整理する意味も兼ねて、私が持っているイギリス戦艦のパーツを表にしてみました。

このブログでも何度か書いてきたと思いますが、スターウォーズの撮影用モデルの流用パーツには『同じ箇所には同じキットのパーツが複数使われている』と言う法則があります。

今回もその法則に当てはめて考えると、多分Bのパーツも【フッド】だろうと私は判断しました。

で、問題はDとEのパーツです。先に述べた法則だとこの2つは【ネルソン】のパーツだと考えるのが妥当なのですが、こうして拡大した画像を見比べるとどうも違うようです。

金型の違いによるパーツの微妙な形の違いから、Dは【キングジョージ五世】、そしてEは【フッド】だと判断しました。つまりこの箇所では【ネルソン】のパーツは全く使われていないようです。

 

更に【キングジョージ五世】のパーツを注視しると、不可解なディテールがあります。

このディテールは【キングジョージ五世】のパーツにはないので別のパーツをここに付けていると考えられるのですが、このパーツが小さ過ぎて探すの大変苦労しました。

【阿賀野】のランナーの隅っこに地味にあるこのパーツの長さはわずか4mmです。全長800mmを超えるファルコンの、それもこんな下面後方の目立たない箇所にわざわざこんな小さなパーツを付ける必要ってありますかね?

もうこれってILMスタッフのお遊びにしか思えませんよね。きっとこのパーツをここに貼ったのはMIKEって名のスタッフですよ。パーツの横に自慢げに名前を書き残していますからね。笑

つづく。