排気口ダクト 創作その2

悪戦苦闘しています。

前回の記事で専用のヤスリを作って整形(「成形」ではなく「整形」の方が意味が近い気がします)を進めていたのですが、これがどうにもうまくいかないのです。汗

ヤスリもいくつか追加しました。

私が拘っているのは(自分で勝手に拘っているだけですけど)この、テーパーの角度が変わるこのライン。

折角自分で作るのですからDeAGOファルコンのパーツにはないこのラインをどうしても表現したかったのです。

だのにどうしてもこのラインが綺麗に出てくれないのです。

その原因が、外周の上辺下辺それぞれが同心円になっていないからだと言うことは理解しているのです。前回プラ板をリンク状に切り出して重ねた際に微妙に中心がズレていたのでしょう。なんせ目測で貼り合わせただけですからね。

それでも整形を繰り返せばなんとかなるだろうと考えていました。しかしフリーハンドの限界を知った私は結局また旋盤に戻ることにしました。

「旋盤」よりも「ろくろ」と呼んだ方がしっくりきますね。

今回は切削ではなく紙ヤスリによる整形作業なので削りカスや掃除機の騒音の問題はありません。紙ヤスリに付けた水の飛沫だけは注意しましたけど。

但しこの方法でも問題の解決にはなりませんでした。冷静に考えれば、これでは表面は綺麗にはなりますが同心円のズレは直りませんよね。

で、最後に辿り着いた方法がこれです。

突貫作業で作ったこのゲージを見ていただくと私のヤケクソ感がどれだけのものだったか分かってもらえると思います。笑

でも、ちゃんとカッターの刃を貼り付けてゲージのエッジが擦り減らないようにしている所が偉いでしょ。

そしてこれが救世主になってくれました!

このゲージにタミヤパテを盛り付けて指でろくろを回転させることで、盛り付けと削り出しの作業が同時に行え、あっと言う間に出来てくれました。

「この方法に辿り着くまで長かったなー。そして辿り着いてからは早かったなー」と言うのが私の今の感想です。笑

で、私が拘ったこのラインも綺麗に出てくれました。

このくだりに何日も掛けて長く引っ張りまして申し訳ありませんでした。

どうか、今日のこの画像が前回の記事の最後の画像と全く違わないじゃないか!と言うツッコミはご遠慮ください。笑

 

ところでところで。

昨年末に購入ボタンをポチっと押した品々が、遥か太平洋を越えてやっと我が家に届きました。これらのキットの紹介もしたいと思っていますが、それはまた別の機会にします。