右舷トラクタービーム投射装置 パーツ解析

投稿タイトルが硬くてくどいですね。

簡単に書けば右側のクチバシの内側のディテールです。左側もほぼ共通のパーツが流用されていますが、そちらはまたの別の機会にお話しします。

①【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】または【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー】

②【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】または【タミヤ 1/20 J.P.S.ロータス78】

③【エアフィックス 1/76(1/72)マチルダ戦車】

④【タミヤ 1/35 イギリス 25ポンド砲】

 

①【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】または【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー】

2つのキットの箱絵を見比べても分かるようにこの【スカイクリーナー】と【パーソナルキャリヤー】は同じ車体をしています。なので両方のキットに入っているランナーの A B Dは同じ物です。

しかし固有のランナーC EにあるパーツがESBファルコンの別の箇所にそれぞれ流用されていますので、両方のキットを手に入れる必要があります。

そしてこの両方のキットを手に入れると必然的にAのランナーにある「車体フレーム」のパーツが左右のクチバシ分2つ揃います。

 

②【タミヤ 1/20 タイレルP34 シックスホイーラー】または【タミヤ 1/20 J.P.S.ロータス78】

タイレルとロータスは違うレーシングチームですが、この時代のF1カーはどちらも同じフォードのエンジンを搭載していましたので、この2つのキットのエンジン部分のランナーも同じ物が入っています。

ミッションの下部に縦に付いているこのパーツの解析についてはあまり自信がないのですが、上部の切り落とし部分を流用すると画像通りになるのでこれで正解だと思われます。

上下を③【エアフィックス マチルダ】に挟まれ奥まった箇所にあるこのパーツはなかなか解析が困難でした。

一見するとDeAGOファルコンのパーツ(中央)は1/12スケールのF1エンジンの一部(左)のように見えますが、流用されているのは1/20(右)のパーツです。

 

③【エアフィックス 1/76 (1/72)マチルダ戦車】

エアフィックスは1939年にイギリスで創業したメーカーで、ESBファルコンに限らずスターウォーズ旧3部作の多くの撮影用モデルに沢山のパーツが使用されています。

当時ILMの棚にあったのはエアフィックスの1/72スケールのキットだったと思われますが、現在手に入る1/76のキットと中身は同じ物です。

このスケールの違いに関してはまた別の機会に説明します。