スター・デストロイヤー フッラプの創作

前回の記事で新年の挨拶をしてから丁度1ヶ月が過ぎてしまいました。今年はもっと投稿数を増やそうと考えていたのですが、既に月イチのペースになってしまっています。

原因の一つはこの冬の寒さです。自室のヒーターが非力で、創作を長く続ける環境にないのです。笑 「本当に優秀な人は環境にこだわらない」と言いますが、私は優秀な人ではないので、この時期はついつい暖かいリビングで時間を過ごしてしまいます。

 

何てことはどうでもよくて、本題に入ります。笑

この1ヶ月の間に創作したのは船体の後縁部分です。ずらっと並んでいるフラップの一部を再現しました。

イエローで示した部分は【プラストラクト スチレン製鋼材 T型鋼 TFS-4】です。これを1.5mm厚のプラ板で上下からサンドしています。

今更説明する必要もないかもしれませんが、【プラストラクト】の鋼材には白いスチレン製の物とグレーのABS製の物があります。

これらはリストに表記されているサイズは同じなのですが、形状が微妙に違っています。そのどちらが撮影モデルに使われているかを見分けるのがいつも悩みの種となっています。

で、船体後縁のこの部分に使われているのはスチレン製の方です。これは断言できます。そしてピンクで示したのはスチレン製の【T型鋼 TFS-1】です。多分。笑 こちらはもう物が小さ過ぎで見分けられません。

 

ここで特筆すべきことは1.5mm厚のプラ板で創作したフラップは一枚一枚がサイドの面を斜めにカットした四角錐台になっていると言うことです。そして上の画像にあるように【T型鋼 TFS-1】も両端を斜めにカットされています。

この一つ一つのILMスタッフの造形への拘りには感服させられるのですが、それを再現するのとても大変な作業です。笑

 

そしてここに流用されているパーツは、グレーの物が【タミヤ 1/700 イギリス戦艦 プリンス オブ ウェールズ・ キングジョージ五世】の13.3mm連装高角砲です。砲身が砲台に逆に付いています。笑

その砲台に付いているフェネックの耳のような形をしたシルバー色のパーツは【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】です。と言ってもこのような形のパーツがある訳ではありません。

これは履帯を切り取った物で、私はこれを自力で見つけ出すことが出来ませんでした。これは『脱出ポッド』のパーツ解析の時に、不明パーツをコメントで教えていただいたdamaloさんからの新たな情報です。damaloさんありがとうございます!

 

そしてほとんど見えないこんな部分もちゃんと創作しました。船体後縁の下面です。

裏返してみるとこのような造形になっています。

ここに付いているアクチュエータのパーツは

1がどちらも【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト・グナイゼナウ】の高角砲のパーツです。これも砲身が変な位置で砲台に付いています。

そして2は【ハセガワ 1/72 ドイツ600ミリ自走臼砲 カール】のパーツです。このアクチュエータはスター・デストロイヤーの船体後縁にびっしり並んで付いています。

真空を飛行する宇宙船に果たしこのフラップは必要なのかとは思いますが、これがスター・ウォーズ世界のリアリティーであり、私が凄く好きな部分でもあります。カッコイイとは正にこう言うことです。笑

 

少々話はズレますが、私は飛行機に乗る際に、可能な限り主翼の少し後方の席を取ることにしています。その理由は飛行機が目的地の空港に着いて、車輪が滑走路に着いた瞬間にバッとせり立つスポイラーを見るのが大好きだからなのです。笑

これは一昨年2023年4月に東京に行った時に撮影したJALのエアバス機です。このゴチャメカ感がたまりません!笑 凄いのはここにあるアクチュエータの形状が上の画像にあるスター・デストロイヤーの物とそっくりなのです!

まぁ言うまでもなく、今度4月に幕張メッセに行く際も、飛行機の座席位置はここを予約しています。笑笑

 

さて最後に少しタイ・ボマーの話を。

私がよく観覧する海外の掲示板RPFではタイ・ボマーの製作記事が昨年大量に投稿され、それは今も続いています。正に「タイ・ボマー祭」と表現してもいい程に盛り上がっています。笑

そこで得る先人達の情報はどれもとても貴重なものです。一例を挙げると、タイ・ボマーに使われている【mpc ダースベイダー タイファイター】のソーラー・パネルは、左右どちらも同じ側のパーツが使われていると言う情報です。

文字で表現すると難しいのですが、つまりタイ・ボマーを創作するにはmpcのキットが2つ必要だとRPFには書かれています。これは自分ではなかなか気付かないことです。

因みにこの問題に関しては無事クリアできています。笑

でもまだ今は情報集めの段階で、具体的な創作に取り掛かるのはもう少し先になりそうです。

ではまた。