雨が降り始めました。私の住むエリアもやっと梅雨入りのようです。
さて、「通信タワー」のパーツ解析の続きです。今回はタワー基部の左右両サイドのパーツです。画像が若干小さいようですね。お手数ですが拡大してご覧くださいませ。
1.【タミヤ 1/35 イギリス マークⅡマチルダ】
2.【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】
3.【タミヤ 1/35 イギリス クォード・ガントラクター】
4.【タミヤ 1/35 アメリカ軽戦車 M5A1ヘッジホッグ】
5.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm対空機関砲38型】
6.【【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲 カール】
7.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト】
8.【タミヤ 1/35 イギリス 25ポンド砲】
9.【タミヤ 1/35 イギリス サラディン装甲車MkⅡ】
10.【タミヤ 1/35 イギリス チャーチルクロコダイル】
11.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト・グナイゼナウ】
12.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 グナイゼナウ】
13.【タミヤ 1/35 イギリス L.R.D.G.コマンドカー】
14.【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】
5の【20mm対空機関砲38型】のパーツの右横にあるパーツは残念ながらまだ解明出来ていません。
3月に投稿した「スター・デストロイヤーのパーツ解析 その7」の記事の中で、1995年に出版された書籍『スター・ウォーズ・クロニクル』に、完成して間もない時に撮られたと思われるスター・デストロイヤーの撮影用モデルの写真があると書きました。この写真です。
この写真のタワー基部の側面を拡大しました。これを現在ネットで見ることが出来るエキシビジョン等で展示されていたモデルの画像と比較してみます。
ピンクで示した部分には何もありませんが、『スター・ウォーズ・クロニクル』の画像には【タミヤ 1/35 ドイツⅣ号駆逐戦車ラング】のパーツがあります。ですので私は前回の記事で左右の基部の両方にこのパーツを付けました。
また、ブルーで示した部分のパーツも2つの画像では随分違っています。【ラング】のパーツ同様、どこかの時点で外れて紛失してしまったのでしょう。もちろん私は『スター・ウォーズ・クロニクル』の画像を参考に完成時のパーツを再現しました。
このようにスター・デストロイヤーの多くのパーツはオリジナルの物と随分違ってしまっているようですが、その全てを解析するのはもはや不可能です。モデル自体がとても大きいため、『スター・ウォーズ・クロニクル』に掲載されている写真から、小さく写っているパーツ一つ一つを確認することは出来ません。
次に、当ブログ初登場のパーツについて書きます。9の【サラディン】です。前回の記事でも書きましたが、このように周りのパーツとは異なるキットの物が唐突に現れると、その解析はとても難儀します。
このパーツの発見は本当に偶然でした。
私はよくthe RPFの「KIT SCANS」のスレッドを観覧します。このスレッドにはスター・ウォーズの撮影用モデルに流用されているキットのスキャン画像が多数掲載されているからです。
このスレッドに新しい画像が投稿されていたので、目を通していたところそのパーツを発見しました。
それがこの画像です。
この画像から確認できる形状は間違いなく私が探しているパーツのものでした! この発見を確実なものにするために、更に後方にある方眼をヒントにこのパーツのサイズを確認することにしました。
この方眼の単位はインチですのでミリメートルに換算してサイズを割り出しました。するとサイズもぴったり一致しました!
それで早速このパーツのキットを手に入れようと考えたのですが、これに関しても私はラッキーでした。ヤフオクで作成途中のキットをジャンクパーツとして安価で手に入れることができたのです。
本来はとても希少で、それ故高額で落札されるキットなのですが、出品名に「サラディン」の表記が無かったため他に入札者(競争相手)もなく、開始価格で落札することができました。
と言うことで無事「通信タワー」を完成させることができました。
あっいや、パーツが1つ解明出来てませんでしたね。笑 ではまた。