前回の記事で『デロリアン』に遭遇した話を書きましたが、実はこの車(じゃなくてタイムマシン)にばったり出会ったのはこれが2度目なのです。それは奇遇にも同じ大丸デパートで、今から30年以上も前の1990年のことでした。
皆さんはご存知ですか? この年に開催された『ハリウッドSFX博物館』と言う展示会を。これはその時に購入した図録です。
この展示会を見に行こうと歩いていたところ、デパート前の路上に『デロリアン』が無造作に展示されていてびっくりしたのを覚えています。
スマホなんて無い時代でしたので残念ながら写真を撮って残せてはいませんが、その時私が見た『デロリアン』の印象は「作りが雑で、なんだかしょぼい」でした。笑 まぁ実際に撮影に使われる実写モデルの造形なんて、正直この程度の物なのでしょう。
なんて、その時はそう納得したのですが、そう考えれば逆に、スターウォーズの撮影モデルの作り込みの繊細さは異常とも言えますね。笑
ではでは。前回の記事で書いた通り、今回は艦橋後方のネック部分にあるゴミの廃棄口周辺のパーツを解析します。
因みに私がいつもやってしまうサーフェイサー吹きは、今回のスター・デストロイヤーの創作ではグッと我慢して、皆さんにパーツの成形色を見ていただこうと考えています。
1.【タミヤ 1/700 イギリス巡洋戦艦 フッド】
2.【ハセガワ 1/450 旧日本海軍超弩級戦艦 大和・武蔵(旧版)】
3.【タミヤ 1/700 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト】
4.【タミヤ 1/700 アメリカ航空母艦 エンタープライズ】
5.【エアフィックス 1/600 HMSベルファスト】
6.【レベル 1/540 U.S.S. フォレスタル】
7.【レベル 1/540 U.S.S. コーラルシー・ミッドウェイなど】
8.【エッシー 1/35 1トン ハーフトラック デマーク D7】
9.【タミヤ 1/35 ドイツⅣ対空戦車 メーベルワーゲン】
10.【タミヤ 1/35 イギリス戦車 マークⅡマチルダ】
11.【ハセガワ 1/72 ドイツ600ミリ自走臼砲 カール】
上の画像では9と10のパーツが分かりづらいので、別カットの画像をお見せします。
こうでもしないと、残念ながら私の創作ではこの部分は完成したらほとんど見えません。笑
一見この部分に流用されているパーツは少なく感じますが、それでも10個以上のキットのパーツが使われていますね。更にここには希少な大型キットが沢山使われていますので、今回はそれらを紹介します。
まずその1つが6の【レベル フォレスタル】です。
私のブログでは初登場のキットです。このキットのパーツはスター・デストロイヤーに大量に使われています。それなのに今のところ私が創作している艦橋周辺には、このパーツは1つしか使われていないようです。この大きなキットのたった1つのパーツだけ!笑
そして次は2の【ハセガワ 大和】です。
これも私のブログ初登場のキットです。このパーツがこのキットの物であることを私は海外に住む友人に教えてもらいました。(日本製のキットを外国の人に教えてもらうなんて我ながら情けない)笑
今現在ショップ等で購入できるのは新型のキットですので、同じ部位のパーツでもその形状は旧版とは大きく違っています。
画像の右側が2013年以降に販売されている現行キットの物で、左側が今回私が手に入れた旧版のキットの画像です。このキットのパーツも艦橋周辺にはこの1つしか使われていない!
と思っていたらNo.66のパーツが艦橋のここに使われていました。
因みにエキシビジョン等で展示されていたスター・デストロイヤーには、今は違うパーツが取り付けられています。
最後は7の【レベル コーラルシー】のパーツを紹介します。これはもう私のブログではお馴染みのキットで、スター・デストロイヤーにも大量に使われていますね。
このパーツは本来このような形状をしています。
それを2つのパーツに切り分けているのですが、このもう1つのパーツも艦橋のここに使われています。
これらのパーツが実際に艦橋に取り付けられるのは、まだまだ先になりそうです。
以上がネックの後面にあるパーツの解析でしたが、その他に主にこの面を構成しているディテールとして、このピンクで示したパーツがあります。(色をつけるのが面倒で途中で止めてしまいましたが)笑
このネックの両縁と、横向きにズラッと並んでいる白い棒状のパーツは【プラストラクト T型鋼 TFS-2】です。ご覧通りとんでもない量が使われています。追加で何度購入しても足りなくなってしまい、その空袋が累々としています。笑
それに以前は440円だったのに、いつの間にか671円にも値上げされています!
それから上のスター・デストロイヤーの画像のように、以前お話しした通りネックの両サイドに本体の一部を追加することにしました。
それでその時も書きましたが、イエローで示した面にはタミヤの大型フォーミュラカーのパーツが惜しげも無く使われています。
次回はこの部分のパーツの解析と創作について書こうと思います。ではまた。