マンディブルの穴メカ 解析と創作その6

今回の記事は前回の続きで、C穴メカの解析と創作の後半となります。では早速始めます。

ネットにあったこの角度からの画像を見ると、ブルーで示した【タミヤ 1/35 アメリカ 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】の四角いパーツの下辺の中央が、桶の底面の縁のラインと重なっています。

と言う事は、単純に考えても下の画像のイエローのラインが正解で、随分間違った位置をカットしてしまっている事になります。

幸いにもこの甲板のパーツはまだいくつか手持ちがありますのでカットし直す事にしますが、今度はもう少し慎重に正確なカットラインを検証します。

このパーツの中央には戦艦の主砲の旋回盤があり、その向かって左上に小さく四角と円筒の凸ディテールがありますが、(上の画像のピンクに色付けした箇所です)このディテールの位置を別の角度から撮られた画像で見ると

ディテールのすぐ上に桶の縁のラインが見えますので、やはり随分違った箇所をカットしていた事がこの画像からも分かります。イエローのラインが大体の正解の位置だと思われます。

ところでこの画像で1つ発見した事があります。ピンクのラインで囲んだ箇所です。前回の記事で完成させた【タミヤ 1/35 ドイツ 20mm4連装高射機関砲38型】のリーフスプリングのパーツが収まる場所を作るために、主砲の旋回盤がこの位置でカットされているのです。

で、この画像の右のパーツがカットし直した物です。左のパーツとの違いが分かりますか? まぁ僅かな違いなんですけどね。

 

これでいよいよペーツの貼り付けとなるのですが、私は今回の貼り付け作業で「マンディブルの穴メカ 解析その5」で間違ったパーツ解析をしている事に気付きました。

この時の記事で私は、このパーツを【タミヤ 1/35 アメリカ M3A2 パーソナルキャリヤー または 自走対空機銃M16 スカイクリーナー】と解析しましたが、やはりこれは【タミヤ 1/35 ドイツ Sd.kfz223 無線指揮車フンクワーゲン または 輪装甲偵察車 Sd.kfz222】のパーツでした。

ピンクのラインで囲んだゲート跡の位置までピッタリです。大変申し訳ありませんでした!

 

と言う事で、これが完成画像です。

パーツの貼り付け作業はいつも一発勝負と考え、気を詰めて慎重に取り組んでいますので、ついつい作業の途中画像を撮り損ねてしまうんですよねぇ。

【タミヤ 1/35 ゲパルト 西ドイツ対空戦車】の丸いパーツは、旋回盤の上に直に貼り付けるのではなく0.8mm程カサ上げしています。その他にもパーツの端を切ったり削ったりと微調節を繰り返して、時間を掛けて完成させました。

 

と言う事で次回はD穴メカですが、ここは前回の記事で間違った事ばかり書いていますからね。この機会にちゃんと修正したいと思います。

では。