てことで早速、前回の記事の最後に書いた通り、本題に入ります。(唐突過ぎ!) 何やら意味ありげな記事タイトルにしてしまいましたが、このタイトルは倒置法になってますんで、まずは「思案」について書きます。
YouTubeを流し見していて、それについて色々と気付いた事、考えた事を書きます。ここ最近ブログを更新しなかった分、そんなたわいも無い思案が溜まっていたのです。
本当に唐突ですが、まずは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のラストシーンについてです。ご覧になった皆さんはこれが夕日なのか朝日のか気になりませんでしたか?
ファルコンがタトゥイーンに到着した時は暁の状態でまだ暗く、老婆に話しかけられた時はそれよりも周りが明るくなっていますからこれは明らかに朝日ですよね。てか、この作品のタイトルからしてこれは朝日じゃないと不自然過ぎます。
ただ細かい事を書きますと、ラーズ農場から見える太陽の方向や、その2つの太陽のお互いの位置から考えるとこれは夕日に見えてしまいます。
壮大なサーガのラストを飾る為に、そのサーガの出発点となったこの象徴的なシーンに寄せ過ぎてしまってますよね。紛らわしい。
せめてこうしてくれていれば、全員一致で「これは朝日!」と納得出来たのに。笑
ところで、私のこのブログのトップ画像ですが
これは私が想像したこのサーガのラストをイメージした画像だったって事を、以前このブログのどこかで書きませんでしたっけ?
『エピソード3/シスの復讐』のラストがタトゥイーンの夕日だった事から、きっと続三部作(シークエル・トリロジー)のラストもタトゥイーンの夕日だろうと思いこれを作ったのです。「朝日」ってことで、その予想は半分外れましたが「タトゥイーン」って所は当たっていましたね。てか、そんな事誰もが予想していた事ですが。笑
ただ前述したファルコンがタトゥイーンに到着した時のこのシーンですが、私が作ったトップ画像に凄く似ていると思いませんか!
まぁ、だからって、これがどうこうって話では無いのですが。単なる独り言です。はい。笑
ではまた別の思案。
別のYouTubeの動画で、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX』に収録されているボーナス映像の一部を見つけ、その中で新型AT-AT(AT-M6)の製作秘話が語られているのを見ました。
そこでこのAT-M6のデザインを監修したケヴィン・ジェンキンス氏が「デザイン変更というより改善だ」と語っていますが、その言葉には大いに疑問を感じます。彼は「改善」の手段として「ゴリラの要素を加えた」とまで言っているのですから、怒りよりも笑いが込み上げてきました。
私が造作した画像を使うのは少し気が引けますが
こうして見るとこのAT-ATのデザインがいかに洗練されていて格好いいかが、この未完成の頭部を見るだけでも分かります。で、このデザインを「改善」した結果がこれですからね。笑
以前のブログ「AT-AT 頭部の解析と創作 その5」の記事の最後で「後世に受け継がれていないのが悲しい」と書いた言葉の意味はこう言う事です。このデザインは立体物に触れた事のない人のデザインです。
そんなジェンキンス氏の罪は大きいと私は思うのですが、それ以上にこのAT-M6のデザインを見て「よりクールになったウォーカー」と評してしまうライアン・ジョンソン監督の罪もまた非常に大きいと言えます。この監督の作品の評価があまりよろしく無い理由が分かる気がしました。
今更昔の様に模型を使っての撮影をしろとは言いませんが、せめて3DCGでデザインした物は一度立体化して、まずその「立体物に触れる」事が何よりも大切だと思います。ジョージ・ルーカス監督も以前はそうしていました。
いけない! AT-ATへのあまりにも深い愛情の裏返しで、AT-M6のデザインに対する不満を言い連ねる事につい熱くなってしまいました。因みに私にダグ・チャンのデザインに対しての不満を語らせたらこの程度ではすみませんからね。まさにエンドレスでディスれますから。笑
では次の思案。
と思ったのですが、またまた長文になってしまいましたので一旦休憩します。この続きは次の記事で。