こんにちは。ご無沙汰しています。皆さん元気にお過ごしですか?
『緊急事態宣言』が発令され、父と母に会う事を自粛せざるを得なくなった為に、皮肉にもこうしてブログを書く時間が出来ました。
ファルコンの創作は相変わらずサボっています。前回の記事でタイ・アドバンスト X1のパーツ解析をほんの少しだけ書きましたが、もう少し詳しく書きたいなと思っていましたので今回はその続きとします。
このブログをご観覧くださっている方々にとってタイ・アドバンストX1の流用パーツが、果たして知りたい情報なのかは定かではありませんが。笑 同じSWプロップのパーツネタとして、僅かながらでも関心を持って読んでいただければ幸いです。
あ、決してタイ・アドバンスト X1を創作しようなんて浅はかな考えは持っていませんから。今の所は。
さて、前回の記事にも書きましたが、とにかくESBファルコンとは流用されているキットが違い過ぎます。例えばタイ・ファイターやこのタイ・アドバンストX1には【バンダイ】の1/48スケールキットが大量に使われています。
この画像で示したパーツ達は【バンダイ 1/48 パンサーG】や【バンダイ 1/48 ヤークトパンサー】等の物です。【パンサーG】のパーツは、ESBファルコンでは今後記事にする予定の上下鼻部の内側に僅かに使われているだけです。
それは取り敢えず置いといて、上の画像のピンクの円で囲った部分のパーツがこれです。
上のシャフト部分のパーツは3つの切り分けられ中央の部分がこの箇所に使われています。そしてそれと下に並ぶ2つのパーツ、これら3種類のパーツは実は【パンサー】のキット1つにそれぞれ1つずつしかありません。
ですのでこれらのパーツはタイ・アドバンストX1の左右のウイングの上下の4箇所に必要となりますので、複製しない限り8つ分のキットを必要とします! なんて贅沢な!笑
因みに上の画像のシャフトのパーツで、切り分けられた残りの部分はここにちゃんと使われています。
次に紹介するパーツはこれです。正に「重箱の隅をつつく」よう話ですが、ここに微かに見えるパーツがあります。これはドイツのネコ科戦車のラジエターグリルだと思われます。
そこですぐに思い付くのはタミヤ 1/35 MMシリーズの【パンサー中戦車】あるいは【駆逐戦車ロンメル】等のキットですが、これはやはり「新たなる希望」時に製作された撮影用モデルですので、そんないつもの発想ではダメな様です。
と、回りくどい書き方をしましたが、答えはズバリこのキットです。
【ニチモ(日本模型)1/35 ヤークトタイガー】です。外箱には【ハンティングタイガー】と表記されています。カッコいい!笑 ESBファルコンのモデラーには全く馴染みのないキットで、もちろんこのブログ初登場のキットです。
ニチモのキットの特徴は見てお分かりの様に、タミヤのキットとは違いラジエターグリルの中が抜けてなく、金網のメッシュが一体成形で再現されています。
で、このキットを見ているとこのビーグルがすぐに頭に浮かびました。
Yウイングです。タイ・アドバンストX1と製作された時期が同じである事から、このパーツが両方の撮影用モデルに使われているのはとても自然な事です。
それから同じく【ニチモ 1/35 ヤークトタイガー】のサイドスカート(フェンダー)部分は、タイ・アドバンストX1のハイパードライブ熱放射孔の両サイドに使われています。
と、言い切ってみましたが、実は若干自信がありません。
キットとタイ・アドバンストX1の画像を並べて比較すると、フェンダーの重なっている箇所がスリットになっていたり、リベットの大きさや位置もこうして見ると若干違うように思えます。
まだまだタイ・アドバンストX1の流用パーツについては追求が必要な様ですが、果たしてそこまで今の私がするかどうか… 語り始めたら後半年くらいは語り続けられそうですから。笑
ところで、以前から気になっていたキットがあったのですが、今回安価で手に入れる事が出来ましたので最後にご紹介して今回の記事を終わりにしたいと思います。これです。
【タミヤ 1/35 アメリカ・M10駆逐戦車】です。
前回の記事で少々お高い値札の付いた同キットの画像を掲載いたしましたが、幸いにも一桁少ない金額で購入する事が出来ました。笑 で、なぜこのキットが気になっていたかと言うと、ただ単にこのパーツが欲しかったのです。
タイ・ファイターのコクピットの後頭部に付いている超有名なこのパーツです。ずっとお会いしたかったー。笑
但し、タイ・アドバンストX1に流用されているパーツを今後揃えようと考えると、【バンダイ 1/48 ヘッツァー】なんてキットは序の口で、それこそ【バンダイ1/48 エアロスバル FA-200】や【ハセガワ 1/450 大和(旧版)】等の、今まで見た事も聞いた事もないキットが必要になります。
ですので今はそんなダークサイドに足を踏み入れる事は辞めて、せめてAT-ATの創作くらいに留めておこうと思います。(いやいや、いい加減ファルコンの創作に戻らなくては)