船体下面 左舷の穴メカ 解析と創作その1

この度の台風19号により被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

台風の進路となった関東圏には大学時代の友人が多く住んでいますので、ニュースで被害状況が次々に報告されるの見て、ずっと心配をしていました。今のところ被害を受けた連絡は入っていないので皆んな大丈夫だったのかな。

昨日は私の住む福岡でも随分強い風が吹いていましたので、今回の台風の規模の大きさを実感していました。打って変わって今日は気持ちのいい秋晴れで、こうしてのんびりとブログを書く事が出来ています。

 

さて、タイトル通り。『右』が済んだならやっぱり次は『左』でしょう。

ランツァさんやアントマンさんのブログを拝見させていただいたおかげで、自分では到底見つけられない多くの流用パーツの解析が済んではいるのですが、それでもこの穴のベースにあるパーツが解明出来ていないため、今はまだこの穴メカを完成させることは出来ません。

ただいつもの様に、この穴の周辺の作り直しは先に出来ますので、今回はその創作を詳しく書きたいと思います。右舷の穴では思い切り割愛してしまいましたからね。笑

 

皆さんがよく目にする画像と180度°逆に表示していますので違和感があるかとは思いますが、実際この穴を創作する時の視点がこの方向になりますので、私のブログではこの画像の向きを基本にします。

で、この穴の画像とDeAGOファルコンを見比べて、穴の形状の違いを明確にしてみました。上の写真が撮られた時の撮影者の距離やカメラのレンズの種類までは分かりませんので、全く同じ方向の写真が撮れた訳ではないのですが、まぁこれでも十分比較は出来るでしょう。

こうして見ると穴の形状の違いだけではなく、オレンジの矢印で示した補強装甲プレートの位置が随分違っているのが分かってガッカリです。笑

この比較画像に手を加え、穴周辺のプレートを切ったり貼ったりする作業の為の図面を作りました。それがこの画像です。

ピンクのラインがESBファルコンの穴の形状で、ブルーのラインがカットする箇所です。この画像を見ながら作業を進めて、出来上がったのがこれです。

この創作に丸一日掛かりました。笑

補強装甲プレートのラインもちゃんと修正しました。

 

まるで種明かしをしているみたいですが、裏面がこちらです。新設したプレートの隙間から外殻フレームが見えてしまいましたので、ピンクの箇所でフレームをカットしました。

この様に表側から見えるプレートのエッジの部分だけを薄くしています。この創作はプラモデル等ではよく使われている方法で、例えば【バンダイ 1/144 AT-AT】でも

【タミヤ 1/35 20mm4連装高射機関砲38型】の防弾板を極小に再現したこのパーツですが、表側から見るとタミヤのパーツ同様に薄いエッジなのですが、裏側を見るとパーツの強度を考えて厚みを持たせています。

 

こうして出来上がった穴に今度はDeAGOファルコンの穴メカをはめ込み、ESBファルコンの画像と再度比較し、その違いを探してみました。

こうして見比べると、実際はこのピンクで囲った部分のパーツ達が穴から随分飛び出ているのが分かります。

この画像では【ハセガワ 1/72 ドイツ 600ミリ自走臼砲「カール」貨車付】の2つのクレーンのパーツ位置がそれぞれ違います。奥にあるパーツは特に付いている角度が大きく違うのが分かります。

 

次回の記事はこの穴メカのパーツ解析となるのですが、不明なパーツがありますので投稿に少々時間をいただくと思います…。

続く。