船体下面の創作とパーツ解析 その8

続けてランディングギア収納ボックスと中央砲台の間にある、このパーツ達の解析と創作を行いました。

①【エアフィックス 1/76(1/72)スコーピオン タンク】

②【タミヤ 1/700 ドイツ 巡洋戦艦 シャルンホルスト】または【タミヤ 1/700 ドイツ 巡洋戦艦 グナイゼナウ】

③【イタレリ(またはエッシー他)1/72  ヤークトタイガー】

④【タミヤ 1/35 イギリス クォード・ガントラクター】

そしてここに付く2本のパイプの太さは径2mmです。

 

ご覧の通りここに使われているキットの種類は少ないですね。ところで③【ヤークトタイガー】のキットは私のブログでは初お目見えです。

このキットはイタレリの物が最もよく知られていると思われますが、過去には実に様々なメーカーから販売されていました。同じメーカーでも販売時期の違いでパッケージのデザインが変えられています。ここに挙げたキットはそのほんの一部です。

笑えるのは左上のイタレリの箱絵で、より写実的に描き変えられているのですが、指揮官のリアリティのないポーズがそのまま変わっていない事です。

で、私が手に入れたキットはと言えば

残念、指揮官がいない。笑

 

DeAGOファルコンのパーツとオリジナルパーツを並べてみました。

【スコーピオン】の車体がグレーに写っているのは、このパーツが複製した物だからです。作業が雑なせいで気泡が入ってしまってます。

【スコーピオン】のキットは2年ほど前は近くの模型店でも普通に置いてあったので、その時に定価で2つ手に入れる事が出来ました。ですがESBファルコンにはこのキットの車体がそれ以上に使われていますし、その後このキットが容易に手に入らなくなってしまったので複製する事にしたのです。

今思えば、つまりは私自身が僅かな在庫品を買い占めてしまった訳ですね。笑

 

それから【ガントラクター】のパーツはDeAGOファルコンでは左右同じディテールとなっていますが、実際は上の画像のパーツが使われています。幸いにも当時のILMスタッフには、わざわざ2つのキットを用意し同じパーツを揃えようという考えは無かったようです。

前回の投稿から間が空いてしまったのは、この【スコーピオン】のパーツを中央砲台の円周にフィットする様にカットするのに中々時間が掛かった事と、この2本のパイプの加工がトンデモなく大変だったせいです。

これらは全て失敗作です。

色んな素材を使ってみて最終的には真鍮線で完成させたのですが、もうあまりにも失敗し過ぎてしばらく立ち直れませんでした。笑